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国内テニス

子どもたちがスマホで交流を図る姿も…アジア圏で唯一、天然芝コートのジュニア国際大会を開催

スマッシュ編集部

2019.12.25

各種目の優勝・準優勝選手。写真:グラスコート佐賀テニスクラブ

各種目の優勝・準優勝選手。写真:グラスコート佐賀テニスクラブ

 14歳以下のジュニア大会「Asia Junior Grass Court Tennis Championship in Saga 2019」が11月23日(土)から29日(金)にわたり佐賀県・グラスコート佐賀テニスクラブで開催された。

 この大会は、アジアテニス連盟下で唯一の天然芝コートで開催される大会となっていて、2016年に初めて開催されてから世界に広まり、今年は日本、中国、香港、インドネシア、台湾、韓国、フィリピン、カナダ、アイルランド、アメリカの10カ国から選手が集った。

 男子シングルスは第7シードのカン・ジフン(韓国)が優勝、小柳遥人が準優勝、女子シングルスは第3シードのソン・ハユン(韓国)が優勝、西村佳世が準優勝。

 男子ダブルスは雨宮啓暉/アレハンドロ ジャシント・バリエントス(フィリピン)が第1シードを死守して優勝、朝原大翔/楠波琉音が準優勝、女子ダブルスは福永恭子/西村佳世が優勝、第3シードの上奥ゆめ/チェ・ミンジ(韓国)が準優勝で締めくくった。

 また、試合中は熱い戦いを繰り広げた選手たちも、コート外ではスマートフォンのアプリなどを活用して英語、中国語、韓国語などの言語でコミュニケーションをとる光景も見られ、交流を深めたようだ。
主な結果は次の通り

◆男子シングルス準決勝
カン・ジフン[7] 7-5 6-4 ソ・ヒョンソク[6]
小柳遥人[Q] 4-6 6-1 6-0 朝原大翔[Q]

◆男子シングルス決勝
カン・ジフン[7]  7-5 6-4 小柳遥人[Q]

◆男子ダブルス決勝
雨宮啓暉/アレハンドロ ジャシント・バリエントス[1]  6-7(2) 6-1 14-12 朝原大翔/楠波琉音

◆女子シングルス準決勝
ソン・ハユン[3]  6-0 4-6 7-6(5) 福永恭子
西村佳世 6-7(9) 6-4 6-1 チェ・ミンジ[4]

◆女子シングルス決勝
ソン・ハユン[3] 4-6 6-4 6-0 西村佳世

◆女子ダブルス決勝
福永恭子/西村佳世 6-3 6-3 上奥ゆめ/チェ・ミンジ[3]

※[ ]の数字はシード、[Q]は予選上がり

 なお、14歳以下のジュニア国際大会は4月にも予定されていて、期間中の滞在費や食費は大会側が負担してくれる。さらに、この大会で上位に入賞するとウインブルドンで開催される「THE ROAD TO WIMBLEDON」に出場できるので、世界を目指すジュニアは参加してみては?

■大会名 THE ROAD TO WIMBLEDON 2020 in JAPAN
■会場 グラスコート佐賀テニスクラブ(天然芝コート)
■日程 2020年4月20日(月)~4月25日(土)の6泊7日
■参加費 3,000円
■申込締切 2020年3月1日(日)
■問い合わせ 「夢はウインブルドンへ」実行委員会 事務局(TEL:0952-98-1832、 e-mail:g-hopper@gcs-tc.com)

構成●スマッシュ編集部

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