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ドジャースとブルワーズの“格差対決”から学ぶべきチーム強化法は? エンジェルス専門メディアが球団に辛辣「的外れな金の使い方の結果が、MLBで最下位レベルのファームシステム」

THE DIGEST編集部

2025.10.18

NLCSでブルワーズに4連勝し、WSに進出したドジャース。(C)Getty Images

NLCSでブルワーズに4連勝し、WSに進出したドジャース。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地時間10月17日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦で、ミルウォーキー・ブルワーズを5対1で下し、4連勝を達成。昨季の王者が見事にリーグ連覇を成し遂げ、ワールドシリーズ(WS)進出を決めた。

 ドジャースが圧倒した今回のNLCSでは、戦前から両チームの“格差”も大きな話題になっていた。豊富なタレントを擁するドジャースと、チーム総年俸がメジャー下位のブルワーズの対戦だったからだ。

 ドジャースとブルワーズのリーグ優勝を懸けた戦いに、ロサンゼルス・エンジェルスの情報を専門に扱っている米メディア『Halo Hangout』が注目。「ドジャース・ブルワーズの成功がエンジェルス・オーナーの“ケチさ”の両面を露呈」と題した記事を公開した。

 同メディアはブルワーズについて、「低予算チームでも成功できる好例」とし、「育成にしっかり投資したことで、チームとしての力を最大限に引き出した」と評価する。

 またドジャースに関しては、大谷翔平をはじめとする大物選手の獲得で戦力を強化してきたと指摘。大谷の年俸に“後払い”を採用するなど「創造性を発揮」し、その結果、山本由伸との巨額契約を結べて「チームに必要なエースを手に入れることができた」と称える。
 
 一方、エンジェルスのチーム作りに対してはシビアな意見を主張する。「長年、贅沢税をまるで『年俸上限』のように扱ってきた」とし、以下のように訴える。

「スカウト部門への投資もほとんど行なってこなかったことで知られ、結果としてメジャーレベルの選手を育てられず、主力を支える層の薄さに苦しんでいる」

 さらに球団オーナーの手腕にも手厳しい。

「アート・モレノは金を使う。儲けるチャンスがあるときには必ず使う。だが、その使い方が的外れなのだ。その結果が、MLBで最下位レベルのファームシステムと、毎年のように戦線離脱するアンソニー・レンドーンという現実につながっている」

 エンジェルスはドジャースやブルワーズの成功から、強化法を学ぶべきなのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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