現地８月１日、トレード期限を迎えた後にロサンゼルス・ドジャースの投手が負傷者リスト（IL）入りした。ドジャースは補強したポール・ジャーベイス投手、ブロック・スチュワート投手、アレックス・コール外野手をアクティブロースターに加えた一方、腰痛のカービー・イェーツをILに登録したと発表した。

　米誌『Sports Illustrated』は、「１年1300万ドル（約19億円）で加入したオールスター投手がIL入り。悪夢のシーズンは続く」と報道。「イェーツは５月中旬にハムストリングを痛めてIL入りしており、今回でシーズン２度目だ」と伝えた。

　今シーズンからドジャースに加入した救援イェーツは、39試合に登板して４勝３敗、13ホールド、３セーブ、防御率4.31。31.1イニングの投球で44奪三振をマークしているが、５度のセーブ機会のうち、失敗が２度と精彩を欠くシーンもあった。

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  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』もイェーツのIL入りを報じ、「ドジャースにとってプラスにならない」と懸念。『Dodgers Way』は「ブルペン陣はシーズンを通して人員不足に悩まされている。イェーツの負傷は、その苛立たしい状況をさらに悪化させた」と嘆いた。

　救援陣では、エバン・フィリップス、マイケル・コーペック、ブラスダー・グラテロル、タナー・スコットが負傷離脱中。ジャーベイスとスチュワートが加入したとはいえ、今後も投手の故障者問題に頭を悩ませそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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