西武や巨人などでプレーした元プロ野球選手の中島宏之氏が８月14日、西武―ソフトバンク戦（ベルーナドーム）で始球式を行なった。

　この日は「侍ジャパンDAY」と銘打たれた特別な一戦。2009年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一に貢献した中島氏は、当時背負った侍ジャパンの背番号「６」のユニホームを着用して古巣のマウンドに上がった。捕手を務めた古賀悠斗のミットに向かって力強いボールを投げ込み、見事なストライク投球を披露すると、スタンドからは大きな拍手が送られた。
  　前日の巨人―中日戦（東京ドーム）でも始球式を務めた43歳は、球団を通じて「ストライクが投げられて良かったです！」とコメント。「昨日の始球式ではボールだったので、今日は歩幅狭めて、ストライク狙って投球することができました」と修正点を明かした。

　今年３月に現役引退を表明。「引退してから初めてライオンズの本拠地ベルーナドームに来て、久しぶりにファンの皆さんからの声援をもらえたのは本当にうれしかったです。侍ジャパンの背番号６のユニホームを久しぶりに着用し、2009年のWBCを思い出しましたね。ありがとうございました！」と感謝の気持ちを伝えた。

　一方、SNS上では現役時代と印象がガラリと変わった姿も話題に。「最初ダレ??って思ったわ」「すごい焼けてる...」「EXILEかと思ったよ」「LDHの誰かかと思ったらナカジだった」「ナカジさん、カッコいい」など、さまざまな声が上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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