ロサンゼルス・ドジャースは現地８月16日、サンディエゴ・パドレス戦に６対０で勝利。前日に続く白星で、ナ・リーグ西地区首位攻防戦の勝ち越しを決めたドジャースはパドレスとのゲーム差を１に広げ単独首位に立った。

　ドジャースの先発はサイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネル。立ち上がりにいきなり３連打を浴びるが、４番ジャクソン・メリルをレフトライナーに抑えたほか、捕手のウィル・スミスが２度盗塁を阻止する好プレーで無失点。ピンチを切り抜けた。

　その裏、ドジャースはパドレス先発ディラン・シースが３連続四球の乱調で無死満塁のビッグチャンスを作る。１死後、５番テオスカー・ヘルナンデスの犠飛で大谷翔平が生還し先制に成功する。四球で再び満塁に拡大するとマイケル・コンフォートが右前適時打を放ち、この回計３点を挙げた。

　２回はスネルがこの試合３度目の盗塁死に助けられ無失点で終えた一方、シースは２四球を与え２死一、二塁で得点圏にランナーを置くと、４番フレディ・フリーマンの打球はセンター奥へ。この打球を中堅手メリルが落球する失策でさらに２点を失う。結局シースは３回１／３、85球で２奪三振、被安打２、６四球、５失点で降板した。
  　５回にはT・ヘルナンデスがパドレス２番手デービッド・モーガンから中越えソロを放ち点差を６点に拡大。大きな援護弾を受けたスネルは６回96球を投げ、被安打５、３奪三振、２四球、無失点で今季３勝目の権利を得てマウンドを降りた。

　その後はドジャース２番手エドガルド・エンリケスが最速166キロの速球で２つの見逃し三振を奪う快投。８回はアンソニー・バンダ、９回はジャック・ドレイヤーが無失点ピッチングでドジャースが逃げ切った。

「１番・DH」で先発出場した大谷は６回にパドレス３番手・松井裕樹と対戦。一邪飛となるまでは２四球１安打とすべて出塁して２得点。連続出塁を14試合に伸ばした。

構成●THE DIGEST編集部

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