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「ド軍投手による最も速い投球だ」“球団史上最速”を達成! 160キロ超え連発の若き剛腕に現地記者注目「キャリア9回目のイニングだったが...」

THE DIGEST編集部

2025.08.17

スタットキャスト時代の球団最速記録を樹立したエンリケス。(C)Getty Images

スタットキャスト時代の球団最速記録を樹立したエンリケス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地8月16日にサンディエゴ・パドレスと対戦し、6対0と快勝した。日本人選手としては、「1番・DH」でスタメン入りした大谷翔平が2打数1安打2四球を記録。また、パドレス左腕の松井裕樹は3番手としてマウンドに立ち、1イニングで13球を投げて、被安打1、1奪三振で無失点に抑えた。

 ドジャースは初回、一死満塁で5番打者テオスカー・ヘルナンデスの犠牲フライで先制すると、7番打者マイケル・コンフォートのタイムリーヒットで3対0に。続く2回にも相手のエラーで2点を追加したほか、5回にはT・ヘルナンデスのホームランで、さらにリードを拡げた。

 この試合、驚きのピッチングを披露したのがドジャースのエドガルド・エンリケスだ。6回無失点の先発ブレイク・スネルに続く2番手を任されたベネズエラ出身の23歳は、第1打者のザンダー・ボカーツへ投じた161キロのシンカーを皮切りに、パドレス打者陣に対して160キロ超えの速球を連発。見逃し三振に抑えたライアン・オハーンへの3球目には166キロを計測するなど、圧巻の投球で1回1/3を投げ切った。
 
 若き右腕の投球を目の当たりにした、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は自身のXを更新。「エドガルド・エンリケスは時速103.3マイル(約166キロ)を記録し、ライアン・オハーンを見逃し三振に打ち取った」と投稿した。続いて、これを引用する形で、“ドジャース史上最速”との情報を次のように伝えている。

「これはスタットキャスト時代におけるドジャースの投手による最も速い投球だ。今回はエンリケスのキャリア9回目のMLBイニングだったが、彼はすでに2015年以降のドジャースの投手による最も速い10個の投球のうち6つを記録している」

 3日前には103.2マイルを記録したばかりのエンリケスが、ライバルとの一戦で自己記録を更新。若き逸材は将来のクローザー候補としても期待が高まっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】圧巻166キロの豪速球で3球三振に仕留める期待の右腕エンリケス!
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