打線が深刻な不振に陥っている。

　現地８月23日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地ペトコ・パークで行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に１対５で敗戦。ナ・リーグ西地区の首位攻防戦で手痛い２連敗を喫した。地区首位から陥落するのは、13日以来10日ぶりだ。「１番・DH」で先発出場した大谷翔平は４打数無安打、１三振だった。

　ドジャースは８回に代打アレックス・フリーランドが２試合連続の２号ソロを記録したが、それ以外は、８番ミゲル・ロハスが放った右前打のみにとどまり、わずか２安打１得点と抑え込まれた。一方でパドレスの先発左腕ネスター・コルテスは、６回１安打無失点、３三振、無四球と好投して今季２勝目（２敗）を挙げた。
  　地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「ドジャース打線が直近２試合で驚くほどひどい出来だ」「明日スイープを回避しなければ、ナ・リーグ西地区で２ゲーム差をつけられてしまう」と投稿。ドジャースを専門的に追うジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、「またも打線が機能していない」と嘆いていた。

　パドレスとの３連戦に２連敗して負け越しが決定したドジャースは、24日に行なわれる３連戦の最終戦で一矢を報いるのか。３戦目は連敗ストップをかけて山本由伸が先発する。

構成●THE DIGEST編集部

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