現地８月23日、サンディエゴ・パドレスがロサンゼルス・ドジャースに記録的な勝利だ。

　トレード期限前にミルウォーキー・ブルワーズから加入した先発のネクター・コルテスが６回81球、被安打１、３奪三振、与四球０、無失点。ほぼ完璧にドジャース打線を抑え込んだ。２番手ジェイソン・アダム、３番手ジェレマイア・エストラーダ、４番手エイドリアン・モレホンと継投したパドレスが５対１で勝利した。

　パドレスは前日のドジャース戦でも先発ダルビッシュ有が６回74球、被安打１、５奪三振、１失点とハイパフォーマンスを見せて勝ち投手になっている。
  　MLB公式サイトでドジャースを担当するソニア・チェン記者は23日に公式Xを更新し、ダルビッシュ、コルテスの両投手が達成した快挙に注目。「２試合連続でドジャースが相手の先発投手に６回を１安打以下に抑え込まれたのは、少なくともチームがロサンゼルスに移転した1958年以降で、初めてのことだ」と興味深い記録を伝えた。

　ドジャースが喫した記録的連敗に米ファンは、「いい意味の記録じゃなかったようだ」「エンジェルスにスイープされているし、今年のドジャースはこれまでとは違うチーム」「信じられない記録」「コルテスが全盛期のカーショウのようだった」「ドジャースはまったく打てない」などと反応していた。

　パドレスとドジャースは24日に３連戦の最終戦を迎える。パドレスは13勝のニック・ピベッタが、ドジャースは10勝の山本由伸が先発。両チームの勝ち頭が、どんな投球を見せるのか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】パドレスがドジャースに連勝、大谷翔平は４打数無安打

【記事】前日の３安打に続き、わずか２安打で連敗「攻撃力ゼロ」「地区２位に逆戻り」のドジャースに“いいニュース”？「まったくひどいプレーをしたにもかかわらず…」