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守護神不在のドジャース、最優秀リリーフ賞2度のヤ軍投手を獲得? 「ニューヨークを離れて突然再び偉大になる傾向がある」「駒を増やす必要がある」

THE DIGEST編集部

2025.08.26

今季ダウンイヤーを過ごしているウィリアムズ。来季このピンストライプに袖を通す可能性は低い。(C) Getty Images

今季ダウンイヤーを過ごしているウィリアムズ。来季このピンストライプに袖を通す可能性は低い。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの“守護神不在”に終止符が打たれるか。

 専門メディア『Dodgers Way』は現地8月24日、今オフにフリーエージェントになる救援投手デビン・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース)の獲得に、ドジャースが動くシナリオを紹介した。

 ミルウォーキー・ブルワーズから2019年にメジャーデビューしたウィリアムズ。球界最高の球種とも称された横回転しながら落ちるチェンジアップ、通称“エアベンダー”を武器に、新人王をはじめ、2度の最優秀救援投手賞などを受賞した経歴を持つ。昨オフに守護神としての働きを期待されてヤンキースにトレード加入した。

 しかしウィリアムズはここまで苦戦を強いられている。55試合に登板し、防御率は過去6年のキャリア平均「1.83」を大きく下回る「5.01」。18セーブを記録しているものの、成績不振からクローザーの座を降ろされる屈辱も味わった。
 
 同メディアは、昨オフにドジャースがウィリアムズ獲得に動いていたが、ヤンキースに横取りされたため、結局タナー・スコットと契約したと振り返った。「ヤンキースが彼を引き留めるはずがない」と同メディアは見通しており、ドジャースが比較的安い契約でウィリアムズを獲得できる可能性が高いと主張。マイケル・コーペックとカービー・イェーツの両救援投手がフリーエージェントになるタイミングでもあると説明した。

 続けて同メディアは「元ヤンキースの選手はニューヨークを離れて突然再び偉大になる傾向がある」とし、ニューヨークという土地柄にウィリアムズの不調の原因がある可能性を示唆。「今年の成績は、ドジャースが契約を避けるべきだと示しているが、来季も駒を増やす必要があるだろう」と怪我人続出のブルペン陣にとって戦力補強はポジティブな面が多いと説いた。

 ウィリアムズは来季、自身の実力を証明するために1年契約となる可能性が高い。ドジャースにとってもリスクが比較的少ない賭けになるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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