ニューヨーク・メッツの千賀滉大は現地8月31日、本拠地マイアミ・マーリンズ戦に先発登板し、4.2回を投げて被安打7、被本塁打1、5失点2四球6奪三振という内容で降板。同7月11日以降、9試合連続で勝ち無しの6敗目(7勝)を喫した。
米誌『Sports Illustrated』は「メッツ指揮官、センガ・コウダイの苦戦について語る」と題した記事を掲載。千賀について、「これで10試合連続で6イニングを投げ切れず(最後に6回を投げたのは現地6月6日のコロラド・ロッキーズ戦)、リリーフ陣に大きな負担をかけている。さらに、直近7試合(32回2/3イニング)で0勝3敗、防御率6.06、被安打35、与四球19、奪三振30と結果も出ていない」と報じた。
同誌によると、試合後カルロス・メンドーサ監督は「立て直さなければならないのは明らかだ。これから彼の今後について話し合いが行なわれると思うが、我々の仕事は彼を修正することだ。ただ、ずっと苦しんでいる。今日もそうだったし、今後どうなるかを見ていくしかない」とコメント。さらに、千賀の課題についても言及した。
「ここ数週間、同じ傾向が続いている。ストライクゾーンに投げ込むのに苦労していて、勝負にならない球ばかりだ。打者から見れば手元に届く前からボールと分かる球が多く、ゾーンで勝負できていない。今日もゾーンに入った球はことごとく打たれていた。要するに、カウントを先行できていないのが問題だ」
メンドーサ監督は「このレベルでは戦うのは難しい」とも語り、修正の必要性を強調。また、「かなり前からこの問題に取り組んできたが、技術的な問題かどうかは分からない。本人は体調に問題はないと言っているが、結果が出ていないのは事実だ。繰り返しになるが、ストライクゾーンで勝負できていないんだよ」と話した。
同誌は最後に、「メンドーサの苛立ちは、メッツが今季プレーオフ進出を果たすためには、センガが本来の力を発揮することが不可欠だと指揮官自身が理解しているからに違いない」と分析した。
本来の姿を取り戻せるのか。千賀の今後のパフォーマンスに注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】千賀滉大がマーリンズ戦でみせた投球「勝負にならない球ばかり」
米誌『Sports Illustrated』は「メッツ指揮官、センガ・コウダイの苦戦について語る」と題した記事を掲載。千賀について、「これで10試合連続で6イニングを投げ切れず(最後に6回を投げたのは現地6月6日のコロラド・ロッキーズ戦)、リリーフ陣に大きな負担をかけている。さらに、直近7試合(32回2/3イニング)で0勝3敗、防御率6.06、被安打35、与四球19、奪三振30と結果も出ていない」と報じた。
同誌によると、試合後カルロス・メンドーサ監督は「立て直さなければならないのは明らかだ。これから彼の今後について話し合いが行なわれると思うが、我々の仕事は彼を修正することだ。ただ、ずっと苦しんでいる。今日もそうだったし、今後どうなるかを見ていくしかない」とコメント。さらに、千賀の課題についても言及した。
「ここ数週間、同じ傾向が続いている。ストライクゾーンに投げ込むのに苦労していて、勝負にならない球ばかりだ。打者から見れば手元に届く前からボールと分かる球が多く、ゾーンで勝負できていない。今日もゾーンに入った球はことごとく打たれていた。要するに、カウントを先行できていないのが問題だ」
メンドーサ監督は「このレベルでは戦うのは難しい」とも語り、修正の必要性を強調。また、「かなり前からこの問題に取り組んできたが、技術的な問題かどうかは分からない。本人は体調に問題はないと言っているが、結果が出ていないのは事実だ。繰り返しになるが、ストライクゾーンで勝負できていないんだよ」と話した。
同誌は最後に、「メンドーサの苛立ちは、メッツが今季プレーオフ進出を果たすためには、センガが本来の力を発揮することが不可欠だと指揮官自身が理解しているからに違いない」と分析した。
本来の姿を取り戻せるのか。千賀の今後のパフォーマンスに注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】千賀滉大がマーリンズ戦でみせた投球「勝負にならない球ばかり」