MLB

「なんてことだ!」カブス・タッカーの負傷離脱にファン悲痛...カウンセル監督は慎重姿勢「最短で戻れるかはまだわからない。痛みが出ない状態に戻すことが大事」

THE DIGEST編集部

2025.09.10

右ふくらはぎの肉離れで10日間のIL入りとなったカブスのタッカー。(C) Getty Images

 現地9月9日、シカゴ・カブスのカイル・タッカー外野手が右ふくらはぎの肉離れで10日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。登録は同7日付にさかのぼり、復帰可能となるのは16日以降とのことだ。

 MLB公式のジョーダン・バスティアン記者によれば、タッカーは同3日のアトランタ・ブレーブス戦前の練習中に違和感を訴え、チームはIL入りを決断。代わって有望株のモイゼス・バレステロス捕手が昇格した。

 タッカー本人は「今日は大丈夫だと思っていたが、そうはいかなかった。悔しいけれど、今は治療に専念するしかない」とコメント。カブスのクレイグ・カウンセル監督も「最短で戻れるかはまだわからない。まずは野球のあらゆる動作で痛みが出ない状態に戻すことが大事だ」と慎重な姿勢を示した。
 
 今季ヒューストン・アストロズから加入した28歳のタッカーは、ここまで133試合に出場し、打率.270、22本塁打、73打点、OPS.854(出塁率.381、長打率.472)をマーク。8月末から復調し、現地2日のブレーブス戦で本塁打を放つなど、直近11試合では打率.400、4本塁打、OPS1.289と絶好調だった。その直後の離脱だけに、チームにとっては痛手だ。

 このタイミングでの主力の離脱に、ネット上のファンからはさまざまな声が寄せられた。

「なんてことだ!」
「すぐにILに登録しておけばよかったのに」
「どうして? もっと早く負傷者リストに入れていれば...」
「カブスは怪我の対処法が全く分かっていない」

 カブスはタッカーの離脱を発表した9日(日本時間10日)の敵地ブレーブス戦を6対1で快勝し、連敗を3でストップ。ワイルドカード争いで首位の座をキープしており、ポストシーズンに向けてタッカーの早期復帰が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】カブス主砲タッカーが放った打球速度163.6キロの22号3ラン!
NEXT
PAGE
【動画】カブス主砲タッカーが放った打球速度163.6キロの22号3ラン!