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プロ野球

広島・鈴木誠也の2020年は特大本塁打で幕開け!令和初の三冠王への期待大

小中翔太

2020.02.15

侍ジャパンの4番も務める鈴木は、順調に調整を続けているようだ。写真:滝川敏之

侍ジャパンの4番も務める鈴木は、順調に調整を続けているようだ。写真:滝川敏之

 強烈な破裂音を残したインパクトの直後、センターを守るロッテ・藤原恭大は落下予測地点へ向けて足を動かしたが、打球が外野の芝生部分に差し掛かる頃には内心諦めているような追い方だった。  2月14日の...
 強烈な破裂音を残したインパクトの直後、センターを守るロッテ・藤原恭大は落下予測地点へ向けて足を動かしたが、打球が外野の芝生部分に差し掛かる頃には内心諦めているような追い方だった。

 2月14日の広島対ロッテの練習試合。広島の主砲・鈴木誠也が2回の先頭打者で打席に立つと、初球をフルスイング。初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せていた相手先発・唐川侑己を1球で仕留め、豪快な一発をバックスクリーンに叩き込んだ。

 侍ジャパンでも4番を任される男の2020年シーズンは、1試合目の1打席目の1球目に本塁打という最高の形で幕を開けた。
 
 鈴木は第2打席でもレフトポール際へあわやホームランという特大のファールを放ち、センターフライに倒れた打球も風や球場次第ではスタンドインしてもおかしくない力強いものを見せた。

 ユニフォーム越しでもハッキリと見て取れるほど盛り上がった上半身は、正しく筋骨隆々。1番・田中広輔、2番・菊池涼介らほぼベストオーダーを組んだ打線の中でも1人だけ別格だった。

 鈴木は2年続けて1.000超えのOPSを記録し、昨季は首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した。確実性の面でも長打力の面でもメジャークラスといって差し支えないだろう。

 令和初の三冠王、最有力候補で間違いない。

取材・文●小中翔太

【著者プロフィール】
こなか・しょうた/1988年1月19日生まれ。京都府宮津市出身。大学野球連盟で学生委員を務め裏方の道へ。関西を中心に活動しウェブ媒体や雑誌に寄稿する。

【カープキャンプPHOTO】シート打撃で鈴木、小園、正随がホームラン!

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