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ドジャースの地区優勝マジックが「2」に パドレス、打線がチャンス生かせず1対3で敗北...シースは5回8K1失点もリリーフ陣が堪えきれず

THE DIGEST編集部

2025.09.25

毎回走者を背負いながら最少失点で5回を投げ切ったシース。(C)Getty Images

毎回走者を背負いながら最少失点で5回を投げ切ったシース。(C)Getty Images

 サンディエゴ・パドレスは現地9月24日、本拠地ミルウォーキー・ブルワーズ戦に1対3で敗北。ナ・リーグ中地区首位とのカード3連戦を1勝2敗で終えた。残り3戦でナ・リーグ西地区首位ロサンゼルス・ドジャースとのゲーム差は「2.0」、ドジャースの地区優勝マジックを「2」に減らす結果となった。

 パドレス先発のディラン・シース投手は、初回から得点圏に走者を進めるなど毎回ランナーを背負う苦しい展開が続いた。3回には四球から、シースの悪送球などで1死満塁とピンチを招くも、ショートゴロのダブルプレーに仕留め無失点で切り抜けた。

 シースは5回、先頭打者クリスチャン・イェリッチ、2番ジャクソン・チューリオを空振り三振に抑えるも、ブライス・テュラングにヒットを浴びる。続くアンドリュー・ボーンの打席では暴投でテュラングを三塁まで進ませると、ボーンのタイムリーツーベースヒットでついに初失点。5回100球を投げて8奪三振をマークしながら1失点、6被安打、2四球の内容でマウンドを降りた。

 パドレス打撃陣も2回以降二塁に到達できない厳しい状況が続いた。転機は6回、ジャクソン・メリルが2死からソロホームランを放ちチーム初得点。チーム初の長打が試合を振り出しに戻す一打となった。

 しかし直後の7回にパドレス3番手エイドリアン・モレホン投手がチューリオに安打と二盗を許すと、テュラングのタイムリーツーヒットで1対2に。再びリードを奪われる。
 
 パドレスはその裏、連打から送りバントで1死二、三塁のチャンスを作り、申告敬遠で満塁とする。迎えたフレディ・フェルミンの打席だったが、カウント2ー2からの外角低め際どいコースをストライク判定とされ見逃し三振に。このコールには、試合を通してマスクを被ってきた捕手のフェルミンとマイク・シルト監督が抗議するも判定は覆らず。続くルイス・アライズもセンターフライに倒れ、追加点を獲得できなかった。

 さらに9回にはパドレス5番手ジェレマイア・エストラーダ投手がダニー・ジャンセンからレフト方向への痛恨のソロホームランを被弾し1対3に。その裏の攻撃ではブルワーズ抑えのアブナー・ウリベイ投手相手に3者凡退。反撃とはならなかった。

 また、2回にはラモン・ローレアーノがファウルボールを打った際に右手を負傷し打席終了後に緊急交代。シーズン最終盤に不安が残るアクシデントが発生してしまう一幕もあった。

 パドレスは26日からのアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの本拠地3連戦でレギュラーシーズン162試合を終える予定。対する2連敗中のドジャースは、ダイヤモンドバックスとの2戦、ア・リーグ西地区首位シアトル・マリナーズとの3連戦と、ロードゲーム5戦を控えている。

 パドレスは最大ゲーム差「8.5」から奇跡の逆転を実現できるか。また、ワイルドカードシリーズに回った場合を考えても、ホームコートアドバンテージ獲得へ向け、首位シカゴ・カブスとのゲーム差「2.0」を縮めたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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