現地９月24日、ロサンゼルス・ドジャースが敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦。先発のブレイク・スネルが６回１失点と好投した。

　初回に大谷翔平の三塁打、２番ムーキー・ベッツの犠飛で先制点をもらったスネルは、しかし、１番ケテル・マルテに二塁打を打たれ、３番コービン・キャロルに四球を出して１死一、三塁。続く４番ガブリエル・モレノに犠飛を打たれて、１対１の同点に追いつかれた。

　それでも、６番から始まった下位打線を相手に２回を無失点で切り抜けると、上位打線に戻った３回も、２番ヘラルド・ペルドモを左直、キャロルを二ゴロ、モレノを二飛に打ち取った。
  　４回表にアンディ・パヘスの２ラン本塁打で３対１とリードを受けた左腕は、４回裏も先頭打者を塁に出しながら、６番ジェームズ・マッキャンを二ゴロ、７番ティム・タワを空振り三振、８番イルデマロ・バルガス三ゴロに抑えている。

　４回で71球を費やしたスネルは５回を初めて三者凡退に抑えると、６回にもマウンドへ。先頭のキャロルに内野安打を打たれ、ベンチから出てきたデーブ・ロバーツ監督から激励を受けると、続くモレノを併殺に打ち取り、５番ブレイズ・アレクサンダーを見逃し三振に打ち取った。

　スネルは６回95球、被安打５、５奪三振、１失点と好投。走者を出しながらも粘りの投球を見せた。６回時点で３対１とドジャースがリード。勝てば地区優勝マジックが「１」となるドジャースは、２番手に佐々木朗希をマウンドに送った。負傷者リストから復帰した佐々木は、マイナーでの調整登板を除けばキャリア初のリリーフ登板となる。

構成●THE DIGEST編集部

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