怪物の復活に列島が沸いた。

　ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は現地９月24日の敵地アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に２点リードの７回に登板。５月９日以来のメジャーのマウンドでプロキャリア初となるリリーフ登板に挑戦し、三者凡退に抑える見事なピッチングを披露した。

　６回１失点の好投で降板した先発ブレイク・スネルからマウンドを継いだ佐々木。先頭のジェームズ・マッキャンの初球から159キロのストレートを投じストライクを奪うと、２球目はスプリットで三ゴロとし、まず１アウトを奪う。
  　続くティム・タワに対しては159キロのストレートを低めの際どいコースに投じ、140キロ近いスプリットを織り交ぜて見逃し三振。さらにイルデマロ・バルガスに対してはフルカウントからの６球目に最速160キロのストレートをアウトローに投げ込み、空振り三振で締めた。

　佐々木の復帰登板に日本のファンからは大きな反応があった。

「佐々木朗希すげー！100マイル連発！」
「闇落ちしてたブルペンに光が差した」
「ここに来てリリーフの救世主になるとか誰が予想できたよ」
「シーズン最初のオドオド感は無くなったね。マイナーで投げてなんか吹っ切れたかな？」
「令和の大魔神・佐々木が制圧！ブルペンの新星誕生の予感」
「普通にエグいの投げてる」
「緊張から解放されてニッコニコだった」

　５月10日に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト（IL）入り、８月14日からマイナーで調整登板が続いていた佐々木。今回カービー・イェーツが右足のハムストリングスの負傷でIL入りするのに合わせて約４か月ぶりにメジャー復帰を果たした。

構成●THE DIGEST編集部

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