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「必要とされるなら何でもやる」グラスノー、PSでブルペン待機か? ドジャースが第4先発をリリーフ起用へ

THE DIGEST編集部

2025.09.29

ワイルドカード・シリーズではブルペン起用される可能性が伝えられたグラスノー。(C)Getty Images

ワイルドカード・シリーズではブルペン起用される可能性が伝えられたグラスノー。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーが、ナショナル・リーグのワイルドカード・シリーズでブルペン起用される可能性が浮上した。現地9月28日、ドジャース地元メディア『Dodger blue』が報じている。

 ドジャースはワイルドカードを獲得したシンシナティ・レッズと、30日(日本時間10月1日)から3戦2勝制の短期決戦に臨む。このシリーズでは、ブレイク・スネル、山本由伸、大谷翔平の3人を軸に先発を固める見込みだ。その一方で、グラスノーの役割は「第4先発」ではなく、救援に回る可能性が高まっている。
 
 地元放送局『SportsNet LA』によると、デーブ・ロバーツ監督は「グラスノーをブルペンに入れることで選択肢が広がる。彼とは良い話し合いができた。チームに必要とされることなら何でもやる準備ができている」と話し、グラスノーの柔軟な起用を示唆した。

 さらに同監督は「グラスノーを短いイニングで投げさせ、エメット・シーハンも短いイニングに回すことで、ベストな12人、13人の投手をロースターに入れることが我々のプランだ」と強調した。
 
 グラスノーは2018年シーズン、ピッツバーグ・パイレーツでリリーフとして34試合に登板し、56イニングで72奪三振、防御率4.34を記録している。それ以来、リリーフ登板はないが、速球と鋭い変化球を武器に、短いイニングで威力を発揮した実績がある。
 
 また『Dodger blue』は、今季のグラスノーが4月下旬から右肩炎症で長期離脱を強いられたものの、7月の復帰後は高いレベルを維持した点を指摘。「18先発で4勝3敗、防御率3.19、90回1/3で106奪三振」という成績を紹介している。

 短期決戦でのブルペン待機は未知数だが、リリーフ陣の厚みを増す戦略的選択でもある。グラスノーが救援として再び存在感を示せるかどうかは、ドジャースのポストシーズンを大きく左右しそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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