現地９月30日（日本時間10月１日）から、連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースのプレーオフが始まる。ドジャースはナ・リーグのワイルドカード・シリーズ（NLWC）から登場。対戦相手は中地区３位のシンシナティ・レッズだ。

　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は９月28日、プレーオフに臨む26人のベンチ入りメンバーを予想。投手13人、野手陣13人とし、「野手陣ではいくつか興味深い決断を下さなければいけない」と伝えた。

「右手亀裂骨折のウィル・スミスは、ワイルドカード・シリーズまでに復帰できるのか。マイケル・コンフォートはメンバーに入れるのか。キム・ヘソンは依然としてチームに残れる現実的な選択肢なのだろうか」

　このように記した同メディアは、DHの大谷翔平について「何も言及する必要はない」とし、メンバー入りを断定。２枠の捕手は、ベン・ロートベットとダルトン・ラッシングが入るとし、「スミスの欠場は残念な結果だが、勝ち上がれば復帰する可能性もある。ロートベットのリードは投手陣から評判がよく、予想以上に大きなインパクトを残している。ラッシングは代打でパワーを発揮する役割」と寸評。負傷者リスト（IL）入りしているスミスのワイルドカード・シリーズのメンバー入りは難しいようだ。
  　６枠とした内野手には、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、マックス・マンシー、キケ・ヘルナンデス、ミゲル・ロハス、キム・ヘソンをチョイス。「唯一、疑問視されているのがキム・ヘソンだが、内外野を守れるし足もある。試合終盤に得点が必要な場合、代走として起用するのは他の選択肢よりも、はるかに理想的だ」と見通した。

　残る４枠の外野手には、テオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘス、トミー・エドマン、マイケル・コンフォートと予想。「当落線上の選手からキム・ヘソンとコンフォートと選んだため、アレックス・コールを外した。コールは対左投手の強さに持ち味があるが、チームにはコールよりも優れた選手がいる」とし、コンフォートではなくコールがベンチ入りから外れると予想した。

　IL入りしている野手はスミスだけで、40人ロースター入りしている残るの野手は、いずれもマイナーに所属しているアレックス・フリーランド内野手、ジャスティン・ディーン外野手、エステウリー・ルイーズ外野手となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】レギュラーシーズン最終戦で大谷翔平が55号ソロ、キム・ヘソンが３号２ラン！