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MLB

大谷翔平、3年連続リーグ本塁打王逃すもLA記者は浮き彫りになった衝撃事実を指摘「ちなみに防御率は2.87だ」

THE DIGEST編集部

2025.09.29

大谷は3年連続リーグHR王は逃したが、投打でのハイスタッツに称賛が溢れている。(C)Getty Images

大谷は3年連続リーグHR王は逃したが、投打でのハイスタッツに称賛が溢れている。(C)Getty Images

 現地9月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は敵地でのシアトル・マリナーズ戦に1番・指名打者でスタメン出場。7回にメジャー自己最多となる55号ソロホームランを放つなど3安打1打点で今季のレギュラーシーズンを締めくくった。3年連続リーグ本塁打王にあと1本及ばずタイトルは逃したが、LA記者からは別の視点で称賛が送られている。

 4点リードの7回、敵地が騒然とする快音が轟いた。大谷は相手左腕ゲーブ・スパイアーの直球を豪快に振り抜くと、打球はバックスクリーン方向に高々と舞い上がり観客席に着弾。打った本人も確信した飛距離は約125.5メートルを計測。シーズン最終戦で特大の一発をぶち込んだ。

 メジャー8年目の今季は二刀流に本格復帰した。打者では打率.282、172安打、55本塁打、102打点、20盗塁を記録。メジャー断トツの146得点を挙げ、出塁率と長打率を足し合わせたOPSは1.014でリーグトップ。本塁打と打点の2冠に輝いたカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)の.928を大きく上回る。

 加えて、2季ぶりにマウンドに上がった投手でも目を見張る数字を残す。14試合に先発して47イニングを投げ1勝1敗、防御率2.87、62奪三振、WHIP1.04をマーク。復帰3戦目(カンザスシティ・ロイヤルズ戦)にはメジャー公式戦で自己最速を更新する101.7マイル(約163.7キロ)を記録。驚異的な回復ぶりに周囲は衝撃を受けた。
 
 試合後、専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は大谷がドジャースでのシーズン最多本塁打記録更新を伝えると、「なお、オオタニの今シーズン防御率は2.87を記録している」と補足。二刀流プレーヤーとしての凄みをあらためて強調し、「彼は再び満場一致でナショナル・リーグMVPに選出されるだろう」と、4度目のMVPを確信する。

 同じく投手・大谷の凄さをレポートしているのが、重鎮記者のダグ・マッケイン氏だ。同氏は自身のXに大谷の55号ソロ弾をシェアしたうえで、「ショウヘイ・オオタニは146得点でメジャートップを走り、キャリア初となる100四球以上を記録した。ちなみに防御率は2.87をマークしている」と、こちらも大谷が投手であるという衝撃的事実を付加。異次元な打撃パフォーマンスに感嘆する。

 毎年のようにハイレベルな数字を残す大谷。唯一無二の二刀流プレーヤーは球団初のワールドシリーズ連覇に向け、現地9月30日(日本時間10月1日)から勝負のポストシーズンに臨む。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】防御率2.87の“投手”がキャリアハイ、球団新記録の55号特大弾!

【記事】「こいつはヤバい!」「こんな選手二度と現れない」“55-55”達成の大谷翔平に米ファン驚愕「他に誰がMVPになれるんだ?」
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