今季のMLBポストシーズンは現地時間9月30日に開幕する。出場チームの中で日本人選手が在籍しているのは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希のロサンゼルス・ドジャース、ダルビッシュ有と松井裕樹のサンディエゴ・パドレス、今永昇太と鈴木誠也のシカゴ・カブス、そして吉田正尚のボストン・レッドソックス。日本のファンにとっても、大きく注目されるポストシーズンになる。
そもそもMLB(メジャーリーグベースボール)とは、アメリカとカナダが本拠の30球団が参加する世界最高峰のプロ野球リーグ。その30球団がアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)に15チームずつ分かれ、さらに東・中・西の3地区に振り分けられる。162試合のレギュラシーズンを経て、秋のポストシーズン、つまりプレーオフに進む流れだ。
ポストシーズンに勝ち残れるのは各リーグ6球団、計12チーム。具体的には、各地区を制した3球団と、それ以外で勝率上位の3球団(=ワイルドカード)となる。短期決戦のトーナメント戦を勝ち抜いた2チームが最終的に「ワールドシリーズ」に進み、王者を決める。言い換えれば、ポストシーズンは“シーズンの集大成であり、真のチャンピオンを決める舞台”なのだ。
ちなみに、今回ポストシーズンに出場する12球団は以下のとおりである。
<2025年/MLBポストシーズン出場チーム>
◆アメリカン・リーグ
第1シード/トロント・ブルージェイズ(ア・リーグ東地区優勝)
第2シード/シアトル・マリナーズ(ア・リーグ西地区優勝)
第3シード/クリーブランド・ガーディアンズ(ア・リーグ中地区優勝)
第4シード/ニューヨーク・ヤンキース(ワイルドカード1位)
第5シード/ボストン・レッドソックス(ワイルドカード2位)
第6シード/デトロイト・タイガース(ワイルドカード3位)
◆ナショナル・リーグ
第1シード/ミルウォーキー・ブルーワーズ(ナ・リーグ中地区優勝)
第2シード/フィラデルフィア・フィリーズ(ナ・リーグ東地区優勝)
第3シード/ロサンゼルス・ドジャース(ナ・リーグ西地区優勝)
第4シード/シカゴ・カブス(ワイルドカード1位)
第5シード/サンディエゴ・パドレス(ワイルドカード2位)
第6シード/シンシナティ・レッズ(ワイルドカード3位)
では、「ワイルドカード」とは何か。これは地区優勝を逃したチームの中から勝率上位3チームに与えられる出場枠を指す。1995年に導入され(当初は各リーグ1チーム、2012年から同2チーム)、2022年から同3チームが進出できる仕組みになっている。地区優勝できなかったもののレギュラーシーズンで高い実力を示したチームに挑戦権が与えられる制度で、「敗者復活」というよりは「強者救済」と捉えるべきだ。
ポストシーズンはまずワイルドカード・シリーズから始まる。各リーグのワイルドカード3チームに、地区優勝3球団のうち勝率3位の1チームを加えた計4球団が「ワイルドカード1位対同2位、地区優勝勝率3位対ワイルドカード3位」という形で戦うが、3試合制の2勝先取方式。なぜ地区優勝したドジャースがワイルドカードシリーズから出場なのかと言えば、地区優勝した3球団のうち最も勝率が低かったからである。
ワイルドカード・シリーズを勝ち上がったチームは地区シリーズへ。上位シードが待ち受けるここでの対戦は5試合制の3勝先取方式だ。その先のリーグチャンピオンシップ・シリーズ、ア・リーグとナ・リーグの覇者が対峙するワールドシリーズはいずれも7試合制で勝者を決める。ワールドシリーズの勝者がつまり、今季の王者だ。
果たして、頂点に立つのは? レギュラーシーズン以上に熱い戦いが幕を開ける。
<ワイルドカードシリーズの日程>
◆アメリカン・リーグ
ガーディアンズvs.タイガース
ヤンキースvs.レッドソックス
第1戦/現地時間9月30日
第2戦/同10月1日
第3戦/同10月2日
◆ナショナル・リーグ
ドジャースvs.レッズ
カブスvs.パドレス
第1戦/現地時間9月30日
第2戦/同10月1日
第3戦/同10月2日
構成●THE DIGEST編集部
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そもそもMLB(メジャーリーグベースボール)とは、アメリカとカナダが本拠の30球団が参加する世界最高峰のプロ野球リーグ。その30球団がアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)に15チームずつ分かれ、さらに東・中・西の3地区に振り分けられる。162試合のレギュラシーズンを経て、秋のポストシーズン、つまりプレーオフに進む流れだ。
ポストシーズンに勝ち残れるのは各リーグ6球団、計12チーム。具体的には、各地区を制した3球団と、それ以外で勝率上位の3球団(=ワイルドカード)となる。短期決戦のトーナメント戦を勝ち抜いた2チームが最終的に「ワールドシリーズ」に進み、王者を決める。言い換えれば、ポストシーズンは“シーズンの集大成であり、真のチャンピオンを決める舞台”なのだ。
ちなみに、今回ポストシーズンに出場する12球団は以下のとおりである。
<2025年/MLBポストシーズン出場チーム>
◆アメリカン・リーグ
第1シード/トロント・ブルージェイズ(ア・リーグ東地区優勝)
第2シード/シアトル・マリナーズ(ア・リーグ西地区優勝)
第3シード/クリーブランド・ガーディアンズ(ア・リーグ中地区優勝)
第4シード/ニューヨーク・ヤンキース(ワイルドカード1位)
第5シード/ボストン・レッドソックス(ワイルドカード2位)
第6シード/デトロイト・タイガース(ワイルドカード3位)
◆ナショナル・リーグ
第1シード/ミルウォーキー・ブルーワーズ(ナ・リーグ中地区優勝)
第2シード/フィラデルフィア・フィリーズ(ナ・リーグ東地区優勝)
第3シード/ロサンゼルス・ドジャース(ナ・リーグ西地区優勝)
第4シード/シカゴ・カブス(ワイルドカード1位)
第5シード/サンディエゴ・パドレス(ワイルドカード2位)
第6シード/シンシナティ・レッズ(ワイルドカード3位)
では、「ワイルドカード」とは何か。これは地区優勝を逃したチームの中から勝率上位3チームに与えられる出場枠を指す。1995年に導入され(当初は各リーグ1チーム、2012年から同2チーム)、2022年から同3チームが進出できる仕組みになっている。地区優勝できなかったもののレギュラーシーズンで高い実力を示したチームに挑戦権が与えられる制度で、「敗者復活」というよりは「強者救済」と捉えるべきだ。
ポストシーズンはまずワイルドカード・シリーズから始まる。各リーグのワイルドカード3チームに、地区優勝3球団のうち勝率3位の1チームを加えた計4球団が「ワイルドカード1位対同2位、地区優勝勝率3位対ワイルドカード3位」という形で戦うが、3試合制の2勝先取方式。なぜ地区優勝したドジャースがワイルドカードシリーズから出場なのかと言えば、地区優勝した3球団のうち最も勝率が低かったからである。
ワイルドカード・シリーズを勝ち上がったチームは地区シリーズへ。上位シードが待ち受けるここでの対戦は5試合制の3勝先取方式だ。その先のリーグチャンピオンシップ・シリーズ、ア・リーグとナ・リーグの覇者が対峙するワールドシリーズはいずれも7試合制で勝者を決める。ワールドシリーズの勝者がつまり、今季の王者だ。
果たして、頂点に立つのは? レギュラーシーズン以上に熱い戦いが幕を開ける。
<ワイルドカードシリーズの日程>
◆アメリカン・リーグ
ガーディアンズvs.タイガース
ヤンキースvs.レッドソックス
第1戦/現地時間9月30日
第2戦/同10月1日
第3戦/同10月2日
◆ナショナル・リーグ
ドジャースvs.レッズ
カブスvs.パドレス
第1戦/現地時間9月30日
第2戦/同10月1日
第3戦/同10月2日
構成●THE DIGEST編集部
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