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「自己中心的な野球」からなぜ脱却できたのか ロハスが振り返るドジャース好調の理由 勝負のWCSへ「ここ2週間は本当に良い野球ができている」

THE DIGEST編集部

2025.09.30

ドジャースのロハス。WCS直前、チームの雰囲気を語った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのミゲル・ロハスがポストシーズン直前、チームの現状について言及した。現地9月29日、地元メディア『Dodger blue』が報じている。

 レギュラーシーズンを5連勝で締めくくったドジャース。好調な雰囲気でワイルドカード・シリーズ(WCS)に臨むチームであるが、実は攻守の歯車が嚙み合わず窮地に立たされる場面があった。
 
 ドジャースは今月2日ピッツバーグ・パイレーツとの3連戦でスイープされた。悪い流れは続きボルティモア・オリオールズ戦でも2連敗。計5連敗を喫する苦しい時期を経験した。その際、ロハスは「自己中心的な野球になっている」と客観的に指摘し、チームに楽しむ姿勢を取り戻すよう呼びかけた。
 
 ロハスの苦言がきいたのか、そのあとチームは立て直して4連勝。直近10試合で8勝を挙げるなど、9月は15勝10敗で勝ち越した。ロハスは「ここ2週間は本当に良い野球ができている」と強調。「タイミングとしても完璧だ」と、ポストシーズンを前にしたチームの好調ぶりを歓迎した。

 チームが連敗を重ね低迷していた原因としては「多くの選手が、個人的な成績などに意識を傾きすぎていた」と振り返りつつ、「今はチーム全体がより良い形でプレーできている」と、個人主義から脱却しチームとして機能し始めた手応えを口にした。

 2戦先勝のWCSは現地9月30日(日本時間10月1日)に開幕する。相手はレギュラーシーズン最終戦でワイルドカード(WC)最後の枠に滑り込んだシンシナティ・レッズ。9月5日時点では、WCを争うニューヨーク・メッツに6ゲーム差をつけられていたが、その後の21試合で13勝。9月17日から27日までの10試合では8勝2敗と勝ちを重ねた最も勢いあるチームだ。ロハスは「勝つことが自信になる。今は結果を追い求めているし、それが実現している。10月もこの流れを続けたい」と意気込み、表情を引き締めた。

 地区優勝を争う重要な局面で前年のワールドシリーズ覇者として底力を生み出したドジャース。チームの黒子的な役割を担うロハスが語ったように、シーズン終盤戦でみせた団結力と勢いを、そのままWCSにつなげるか注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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