現地９月30日に開幕したワイルドカード・シリーズで、王者ロサンゼルス・ドジャースが勝負強さを見せている。

　本拠地でシンシナティ・レッズと対戦のドジャースは、初回に大谷翔平の先頭打者アーチで先制すると、３回に追加点を挙げた。１死から３番フレディ・フリーマン、４番マックス・マンシーが連続四球で出塁すると、先発ハンター・グリーンの暴投で１死二、三塁。

　この好機に５番テオスカー・ヘルナンデスが、カウント１-０から２球目のスライダーを左翼スタンドに放り込む３ラン本塁打を放った。

　スタンドが大歓声に包まれるなか、続く６番トミー・エドマンもカウント１-０から２球目のスライダーを捉え、右翼スタンドへのソロアーチ。T・ヘルナンデス、エドマンの連続本塁打でドジャースが、５対０とリードを広げた。
  　米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は自身のXに、「テオスカー・ヘルナンデスが３ランを放ち、バットフリップ」と投稿すると、続けて「トミー・エドマンも本塁打。３回で５対０だ」とポストした。

　地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者もXに、「（LA出身の）グリーンが２つの四球を与え、暴投し、テオスカー・ヘルナンデスに３ラン本塁打を許した。ドジャースは初回、２回と追加点のチャンスを逃したが、３回に大きな変化」とポストし、「そしてエドマンもビッグスイングを披露。連続本塁打で一気に試合の流れを変えた。３回でドジャースが５点リード」とポストしている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデス、エドマンの連続アーチで５対０とリード！