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大谷翔平が放った先頭ソロHR、実はMLB最多&キャリアハイ記録だった! 米敏腕記者が驚き&異次元ぶり示す重要な“補足”も「ちなみに...」

THE DIGEST編集部

2025.10.01

ポストシーズン初戦という大事な場面で最高の結果を残した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地9月30日、ワイルドカードシリーズ初戦のシンシナティ・レッズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席からソロホームランを放ち、ワールドシリーズ連覇へ大きな一歩を踏み出した。

 レッズ先発はハンター・グリーン。初球から101.2マイル(約162.9km)とエンジン全開でドジャース打線を抑えにかかったが、大谷には通用しなかった。インローへのスライダーとストレートを見送った大谷は、2ボール1ストライクで迎えた4球目、インコース真ん中のストレートを振り抜き、打球をライトスタンドへ運んだ。

 MLB公式サイトによると、この一打の打球速度は、2015年以降のポストシーズンで史上4番目となる117.7マイル(約189.4km)。打球角度は21度と低かったが、推定飛距離375フィート(114.3メートル)と打球が伸びた。
 また、同サイトのサラ・ラングス記者は大谷が打ち返した球の"投球スピード"にも注目。グリーンが投じた100.4マイル(約161.6km)の球速は、大谷のキャリアで放った本塁打のなかで最速。そしてピッチングの詳細なデータ収集が本格的に始まった2008年以降の通称"ピッチトラッキング時代"のポストシーズンでMLB2位タイの数字だという。

 さらに同記者は大谷がこれまで100マイル(約160km)以上の投球を3度ホームランにしていると紹介。これは2008年以降でMLB最多であり、「ちなみに...彼自身も100マイル以上の球を投げるの!!!!」と投手がホームランで快挙を成し遂げた異常性を強調した。

 大谷は6回の第4打席にもレッズ3番手コナー・フィリップスの85.9マイル(約138km/h)のやや甘く入ったスライダーを右中間スタンドへ。今回は打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、推定飛距離454フィート(138.3メートル)、打球角度34度の一打だった。試合はドジャースが10-5と勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が強烈ソロ&2ランHRで2025ポストシーズンをスタート!
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