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山本由伸が7回途中9K2失点、113球の熱投! 6回無死満塁の大ピンチを無失点斬りにMLB公式は賛辞「ヨシノブにとって何も問題なかった」

THE DIGEST編集部

2025.10.02

山本は7回途中まで投げ4安打9K2失点。6回には無死満塁の大ピンチをゼロで切り抜けた。(C)Getty Images

山本は7回途中まで投げ4安打9K2失点。6回には無死満塁の大ピンチをゼロで切り抜けた。(C)Getty Images

 エースがエースたる頼もしい姿だ。

 山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)が現地10月1日、本拠地でのシンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発登板。6回2/3を投げ4安打9奪三振2失点、113球の熱投をみせた。

 山本は初回、味方の落球がきっかけで2点を奪われたが、2回以降は圧巻のピッチング。初回3つ目のアウトから5回終了まで13者連続で凡退に抑えた。

 3対2で迎えた6回は先頭のT.J.フリードルに右前打を許すと、後続にも連打を浴びて無死満塁と一打逆転の大ピンチ。しかし4番のオースティン・ヘイズを遊ゴロでまず1死。続くサル・スチュワートを空振り三振、今季22本塁打を放っているエリー・デラクルーズを空振り三振に斬って取り、ゼロで切り抜けるとマウンド上で思わず吠えた。

 満塁に追い込まれてから魂の12球で、この試合最大のピンチを守り抜いた山本。MLB公式サイト『MLB.com』はこの場面をピックアップしており、「ノーアウト満塁、ヨシノブ・ヤマモトにとっては何も問題なかった」と記し、日本人右腕の力投を称えた。
 
 その裏に打線が一挙4得点を奪い、7対2としたドジャース。5点リードをもらった山本は7回のマウンドも続投。2つの四球を与えて2死一、二塁としたところで降板を告げられると、グラブを叩き悔しさを露わにした。マウンドを降りる時には味方野手から労いの言葉をかけられ、本拠地ドジャー・スタジアムは総立ちで背番号18に拍手を送った。

 このピンチを2番手のトライネンがしっかり火消し。山本は勝利投手の権利を得ている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】山本由伸が無死満塁を“ゼロ”で切り抜け叫ぶ

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