現地10月１日、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地でのシンシナティ・レッズ戦に８対４で勝利を収め、同カードを２連勝。４日（日本時間５日）から始まるリーグ地区シリーズ進出を決めた。

　先発投手の山本由伸は６回2/3をメジャー自己最多となる113球を投げ、４安打９三振、２四球１死球、２失点（自責０）の内容で勝利投手となった。１番・DHでスタメン出場した大谷翔平は、１点リードの６回に右適時打を放つなど４打数１安打１打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
  　地区シリーズ進出を決めたドジャースは、試合後にロッカールームでシャンパンファイトを実施。歓喜の祝杯をあげる前に、デーブ・ロバーツ監督が熱いスピーチでチームを引き締めた。

「やるべきことは、まだたくさんある。唯一のお願いは、呼ばれたときに全員が準備できていることだ。気持ちをしっかり持ってほしい。全員の力が必要になる。集中を切らすな！ 意識を保て！ みんなのためにプレーし続けよう。さあ、行こう！」

　はたしてドジャースは球団史上初となる２年連続のワールドシリーズ王座を手にすることはできるのか。敵地で開幕する地区シリーズは東地区を制したフィラデルフィア・フィリーズが待っている。ひと筋縄ではいかない強敵との一戦に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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