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「何をやっているんだ!」大谷翔平が2回に3失点…米メディアや記者は右翼手T・ヘルナンデスを辛らつ批判「これほど守備がひどい選手はいない」

THE DIGEST編集部

2025.10.05

右翼手T・ヘルナンデスの守備に、米メディアや識者が苦言を呈した。(C)Getty Images

 現地10月4日、ロサンゼルス・ドジャースとフィラデルフィア・フィリーズのナ・リーグ地区シリーズが開幕した。

 ドジャースの先発、大谷翔平は初回にトレイ・ターナーを空振り三振に抑え、カイル・シュワーバーを右飛、ブライス・ハーパーを投ゴロに抑えて三者凡退と最高のスタート。しかし、2回に集中打を浴びた。

 4番アレック・ボームに四球を出し、5番ブランドン・マーシュに中前打を打たれて無死一、二塁。続く6番JT・リアルミュートに右中間を破る三塁打を打たれて2失点。さらに1死三塁からハリソン・ベイダーに犠飛を打たれて3点目を失った。

 この3失点で複数の米記者が指摘したのは、右翼手テオスカー・ヘルナンデスの守備だった。米紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「リアルミュートの三塁打の際、テオスカー・ヘルナンデスがボールをカットできなかった。このプレーが結果的に三塁打となり、その後の犠飛につながった」と記した。

 
 リアルミュートの打球が右中間を破った際、T・ヘルナンデスが追いつけずに打球はフェンスまで転がり、中堅手のアンディ・パヘスがバックアップ。中継した二塁手トミー・エドマンの送球が逸れたこともあり、三塁打となった。T・ヘルナンデスが全力で追わなかったようなプレーに注目が集まった。

 ドジャースのポッドキャスト番組『The Incline』は、「テオスカーが守っていたから失点したと言える。ひどい。一体何をやっているんだ!」と憤慨。ジャーナリストのブレイク・ハリス氏も「有能な右翼手がいれば、失点を減らせた。これほど守備がひどい選手はいない」と辛らつに言い放ち、専門メディア『Dodger Blue』も「テオスカーの努力不足が招いた結果」と言い切った。

 試合は4回終了時点で0対3とフィリーズがリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷がリアルミュートに三塁打。右翼手T・ヘルナンデスの守備が槍玉に
 
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