現地10月4日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がナ・リーグ地区シリーズのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発。6回を投げて、3点を失ったもののクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を記録した。
初回、先頭のトレイ・ターナーから空振り三振を奪った大谷は、今シーズンの本塁打王カイル・シュワーバーを右飛に打ち取り、3番ブライス・ハーパーを投ゴロに抑えた。しかし、2回に失点。4番アレック・ボームに四球を出した後、5番ブランドン・マーシュに中前打を打たれて、無死一、二塁と走者を背負った。
走者を背負った大谷は、6番JT・リアルミュートに右中間を破る三塁打を打たれて2点を失った。この際、打球を全力で追わなかった右翼手テオスカー・ヘルナンデスの守備が、米メディアから非難を浴びている。というのも、1死三塁から8番ハリソン・ベイダーに犠飛を打たれて3点を与えたからだ。
それでも、大谷は踏ん張った。1番ターナーから始まった3回、4番ボームから始まった4回を三者凡退に抑えると、5回には死球と安打を打たれながら、無失点で切り抜けた。6回もハーパー、マーシュ、ボームのクリーンアップを三者凡退に抑えている。
ポストシーズン初先発の大谷は6回89球、被安打3、9奪三振、3失点。クオリティースタートと好投した。ドジャースの話題を扱うポッドキャスト番組『The Incline』は、「大谷がプレーオフ初先発で9奪三振を記録。まさにMVPの神髄を体現した」とXにポストした。
『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者も、「大谷は6回を投げ、2回に失点した以外は非常にいい投球を続けた」と賛辞を送った。“ピッチングニンジャ”で知られるMLB公認投球アナリストのロブ・フリードマン氏は、「大谷が9奪三振。今夜のカーブは7スイング中6空振り(86%)」と、とりわけカーブに注目した。
また、ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、「なぜ彼が今でも世界最高の投手のひとりであるかを、皆に思い出させた」と記載。投手・大谷を大絶賛した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】強力フィリーズ打線相手に9奪三振と好投した大谷
初回、先頭のトレイ・ターナーから空振り三振を奪った大谷は、今シーズンの本塁打王カイル・シュワーバーを右飛に打ち取り、3番ブライス・ハーパーを投ゴロに抑えた。しかし、2回に失点。4番アレック・ボームに四球を出した後、5番ブランドン・マーシュに中前打を打たれて、無死一、二塁と走者を背負った。
走者を背負った大谷は、6番JT・リアルミュートに右中間を破る三塁打を打たれて2点を失った。この際、打球を全力で追わなかった右翼手テオスカー・ヘルナンデスの守備が、米メディアから非難を浴びている。というのも、1死三塁から8番ハリソン・ベイダーに犠飛を打たれて3点を与えたからだ。
それでも、大谷は踏ん張った。1番ターナーから始まった3回、4番ボームから始まった4回を三者凡退に抑えると、5回には死球と安打を打たれながら、無失点で切り抜けた。6回もハーパー、マーシュ、ボームのクリーンアップを三者凡退に抑えている。
ポストシーズン初先発の大谷は6回89球、被安打3、9奪三振、3失点。クオリティースタートと好投した。ドジャースの話題を扱うポッドキャスト番組『The Incline』は、「大谷がプレーオフ初先発で9奪三振を記録。まさにMVPの神髄を体現した」とXにポストした。
『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者も、「大谷は6回を投げ、2回に失点した以外は非常にいい投球を続けた」と賛辞を送った。“ピッチングニンジャ”で知られるMLB公認投球アナリストのロブ・フリードマン氏は、「大谷が9奪三振。今夜のカーブは7スイング中6空振り(86%)」と、とりわけカーブに注目した。
また、ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、「なぜ彼が今でも世界最高の投手のひとりであるかを、皆に思い出させた」と記載。投手・大谷を大絶賛した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】強力フィリーズ打線相手に9奪三振と好投した大谷