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3点リードの9回トライネン、3連打で1死も奪えず2失点→佐々木朗希が2球で締めてヒヤヒヤ勝利 ロバーツ監督の“ちぐはぐ采配”にLA記者は呆れ「めっちゃクレイジーだ」

THE DIGEST編集部

2025.10.07

3点リードの9回に上がったトライネン。2点を失う炎上登板となった。(C) Getty Images

3点リードの9回に上がったトライネン。2点を失う炎上登板となった。(C) Getty Images

 ドタバタな攻防の末、薄氷を踏む勝利だった。

 現地10月6日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地での地区シリーズ第2戦を4対3で勝ち、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。だが3点リードの9回アタマからクローザーの佐々木朗希を起用しなかったデーブ・ロバーツ監督の采配に米記者から疑問の声が噴出している。

 ドジャースは3点リードして迎えた最終回に37歳のブレイク・トレイネンを投入。経験豊富な右腕で逃げ切りを図ったが、これが大誤算となった。

 トライネンはいきなり先頭のアレク・ボーム に中安打、続くJ.T.リアルミュートに左二塁打を打たれ無死二、三塁のピンチを招く。6番のニック・カステラノスに2点適時二塁打を浴び、あっという間に1点差に詰め寄られた。3連打に慌てたデーブ・ロバーツ監督はたまらず交代を即決。左腕のアレックス・ベシアを投入した。

 ベシアは味方の好守備などで2死一、三塁にまでこぎ着けると、リーグ首位打者のトレー・ターナーを迎えたところで指揮官は佐々木朗希を投入。一打出れば同点、長打ならサヨナラ負けという痺れる場面で令和の怪物にすべてを託した。佐々木は159キロの直球でターナーを打ち取りゲームセット。2球で試合を締めて2セーブ目を挙げ、指揮官の期待に応えた。
 
 4点リードからの1点差ゲームにドジャースファンは胸をなで下したが、ロバーツ監督のちぐはぐな采配にはLA記者から怒りの声が届いている。ドジャース番記者のブレイク・ハリス氏は9回のマウンドに背番号11ではなく、背番号49の姿を確認すると、「このイニングをロウキ・ササキで始めないなんて...めっちゃクレイジーだね」と唖然。ロバーツ監督の投手起用に首をかしげ、采配を非難した。 

 同氏の悪い予感は見事に的中。トライネンは1アウトも奪えず、打者3人に12球を投じ2点を失い、チームを窮地に追い込んでマウンドを降りた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】トライネンが炎上投球...窮地の場面で佐々木朗希が2球締め!

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