ロサンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブルワーズのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS、7戦4勝制)初戦が現地10月13日に行なわれ、ドジャースが珍しい併殺プレーで先制の好機を逃した。
4回表のドジャースの攻撃。1死満塁でマックス・マンシーがあわや本塁打の大飛球を放った。これを中堅手サル・フレリックがグラブに当てて弾き、フェンスに当たったボールをすぐに捕球して本塁へ送球した。
二度目の捕球であらためてスタートを切った三塁走者テオスカー・ヘルナンデスが本塁フォースプレーでアウトになると、さらに二塁走者ウィル・スミスが塁にとどまっていたため、捕手が三塁まで走ってベースを踏み、ダブルプレーが成立した。
三塁走者のT・ヘルナンデスは中堅手フレリックの二度目の捕球時に、タッチアップのタイミングで本塁に走塁。二塁走者のスミスもフレリックが直接捕球したと判断したような動きを見せた。実際には打球がフェンスに当たっていたため、本塁、三塁ともフォースプレーとなる珍しい中ゴロ併殺となった。
地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「テオスカーはタッチアップする必要がなかった。しかし、あの瞬間に判断するのは難しいものだ。三塁ベースコーチのディノ・エベルも、左翼外野審判が“捕球されていない”ジェスチャーをしていたのに気づかなかったようだ。これがスミスがアウトになった原因だ。全体的に見て、非常に難しく奇妙なプレーだった。参考までに、記者席からは捕球のように見えた。そしてフィールド上では、誰も重要な判定を下した左翼外野審判を視界に入れていなかった」と伝えた。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「いままで見たなかで最もクレイジーなプレーのひとつ。グランドスラム、あるいは複数得点になる二塁打の可能性があったなか、捕球したのか、していないのか混乱が広がるなか、結果的にダブルプレーとなった。ドジャースにとっては、まさに狂気の展開だ」と振り返った。
米放送局『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は、「プレーオフ史上屈指のクレイジーなプレー! 満塁でセンターへのフライが捕球されかけたが、フェンスに当たって跳ね返った。テオスカー・ヘルナンデスが本塁でアウトになり、さらに三塁でフォースプレーアウトが成立。得点なしでイニングが終了。信じられない」とポスト。
また、米放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、「ドジャースは捕球したと思い、三塁走者のテオはタッチアップを試みた。リプレーではボールはフェンスに当たっていて、本塁でフォースアウト。タッチアップの必要はなく、一、二塁走者はそれぞれ進塁しなければいけなかったが、直接捕球したと思い、いずれも進塁しなかった。ひどいプレー、不運なプレーだ。信じられない」と記している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】珍しい“中ゴロ併殺”のシーン! 左翼外野審判が重要な判定を瞬時に下していた
4回表のドジャースの攻撃。1死満塁でマックス・マンシーがあわや本塁打の大飛球を放った。これを中堅手サル・フレリックがグラブに当てて弾き、フェンスに当たったボールをすぐに捕球して本塁へ送球した。
二度目の捕球であらためてスタートを切った三塁走者テオスカー・ヘルナンデスが本塁フォースプレーでアウトになると、さらに二塁走者ウィル・スミスが塁にとどまっていたため、捕手が三塁まで走ってベースを踏み、ダブルプレーが成立した。
三塁走者のT・ヘルナンデスは中堅手フレリックの二度目の捕球時に、タッチアップのタイミングで本塁に走塁。二塁走者のスミスもフレリックが直接捕球したと判断したような動きを見せた。実際には打球がフェンスに当たっていたため、本塁、三塁ともフォースプレーとなる珍しい中ゴロ併殺となった。
地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「テオスカーはタッチアップする必要がなかった。しかし、あの瞬間に判断するのは難しいものだ。三塁ベースコーチのディノ・エベルも、左翼外野審判が“捕球されていない”ジェスチャーをしていたのに気づかなかったようだ。これがスミスがアウトになった原因だ。全体的に見て、非常に難しく奇妙なプレーだった。参考までに、記者席からは捕球のように見えた。そしてフィールド上では、誰も重要な判定を下した左翼外野審判を視界に入れていなかった」と伝えた。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「いままで見たなかで最もクレイジーなプレーのひとつ。グランドスラム、あるいは複数得点になる二塁打の可能性があったなか、捕球したのか、していないのか混乱が広がるなか、結果的にダブルプレーとなった。ドジャースにとっては、まさに狂気の展開だ」と振り返った。
米放送局『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は、「プレーオフ史上屈指のクレイジーなプレー! 満塁でセンターへのフライが捕球されかけたが、フェンスに当たって跳ね返った。テオスカー・ヘルナンデスが本塁でアウトになり、さらに三塁でフォースプレーアウトが成立。得点なしでイニングが終了。信じられない」とポスト。
また、米放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、「ドジャースは捕球したと思い、三塁走者のテオはタッチアップを試みた。リプレーではボールはフェンスに当たっていて、本塁でフォースアウト。タッチアップの必要はなく、一、二塁走者はそれぞれ進塁しなければいけなかったが、直接捕球したと思い、いずれも進塁しなかった。ひどいプレー、不運なプレーだ。信じられない」と記している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】珍しい“中ゴロ併殺”のシーン! 左翼外野審判が重要な判定を瞬時に下していた
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