専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

佐々木朗希からチューリオが犠飛で1点奪取「明るい兆し」ドジャースに敗れ初戦落とすも、ブルワーズ記者が前向きな理由「シリーズを通じて有利に働く可能性」

THE DIGEST編集部

2025.10.14

9回にブルワーズが佐々木から1点を奪取。1死二、三塁でチューリオが犠飛を放った。(C)Getty Images

9回にブルワーズが佐々木から1点を奪取。1死二、三塁でチューリオが犠飛を放った。(C)Getty Images

 現地10月13日、ロサンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブルワーズのナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦が行なわれ、ドジャースが2対1で勝利した。

 ドジャースの先発ブレイク・スネルが、傑出したパフォーマンスを披露。初回から8回まで、ブルワーズの攻撃をいずれも3人で仕留める快投だった。3回に7番ケイレブ・ダービンに中前打を許すも、牽制で逆をついて盗塁死。ダービン以外には安打も四死球もなく、8回103球、10奪三振、無失点と、打者24人で8回を終えた。

 ただ、2対0で迎えた9回にマウンドに上がった佐々木朗希が誤算だった。先頭のダービンこそ三飛に抑えたものの、8番アイザック・コリンズに四球を与え、続く代打ジェイク・バウアーズにエンタイトル二塁打を打たれて1死ニ、三塁。ここで1番ジャクソン・チューリオに犠飛を打たれて2対1と追い上げられた。

 佐々木は続く2番クリスチャン・イェリッチにフルカウントから四球を与えて2死一、三塁としたところで降板。3番手のブレイク・トライネンにスイッチした。そのトライネンは3番ウィリアム・コントレラス相手に制球が定まらずにカウントは2-2。最後は高めボール球のフォーシームを振らせて試合を締めたが、佐々木を含めて9回をスムーズに終わらせられなかった。

 
 試合後、ブルワーズ専門メディア『Brewer Fanatic』のジャック・スターン記者は「ブルワーズが1対2で敗戦。スネルが8回まで好投し、9回に反撃したが追いつけなかった」と試合を振り返った後、「明るい兆しがある」と前向きに話を続けた。

「明るい兆しは、ロサンゼルスのブルペン陣が依然として不安定に見えた点だ。ブルワーズの打者が得意とする選球眼の良さが、シリーズを通じて有利に働く可能性がある」

 第2戦の先発・山本由伸を相手に、2025年のメジャー最高勝率を誇るブルワーズがどんな対策をとってくるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】9回に佐々木を攻め立てて1点を返したブルワーズ

 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    12月12日(金)発売

    定価:980円 (税込)
  • world_soccer_digest

    1月5日(月)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    12月19日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    12月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    11月25日(火)発売

    定価:1100円 (税込)