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「ひどい走塁、テオらしい」「単純にルールを忘れてしまった」T・ヘルナンデスの“生還失敗”を現地記者が批判 一部からは同情の声も「本当に責められる?」

THE DIGEST編集部

2025.10.14

走塁ミスを現地記者から指摘されたT・ヘルナンデス(左)。(C) Getty Images

走塁ミスを現地記者から指摘されたT・ヘルナンデス(左)。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月13日、リーグ優勝決定シリーズ第1戦でミルウォーキー・ブルワーズと対戦。4回の一幕に現地記者らがさまざまなコメントを残している。

 問題のシーンは0-0で迎えた4回のドジャースの攻撃。1死満塁と先制のチャンスでマックス・マンシーがセンター方向への大きな打球を放つ。追いかけるサル・フリリック中堅手は捕球を試みると、一度グローブでボールを弾き、フェンスに当たったのち捕球した。

 捕球アウトになったか判断しかねた三塁走者テオスカー・ヘルナンデスは三塁ベースを踏みながら打球の行方を追っていた。しかしフリリックが捕球したのち、一度スタートを切ったものの、なぜか一度三塁ベースを踏みに戻ったためスタートが遅れ、本塁フォースアウトに。二塁走者ウィル・スミスも進塁が間に合わず、ウィリアム・コントレラス捕手が先に三塁ベースに到達したため、ダブルプレーとなった。
 
 T・ヘルナンデスの走塁に、現地記者からはさまざまな声がXで上がった。ドジャースを日頃から追っているブレイク・ハリス記者は「野球では、ボールがグローブに当たった瞬間、ライブだと教わる。ボールが弾かれ、テオはすぐにスタートを切るべきだったのに、三塁に戻ってしまった。彼は単純にルールを忘れてしまったんだと思う」と自身の考えを綴った。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は「ここでのテオスカーのひどい走塁、テオらしい。バットでミスの分を取り戻すだろうけど、なんてこった」と驚きをあらわに。MLBアナリストのベン・バーランダー氏は「一体なぜテオスカー・ヘルナンデスは得点できないんだ⁉」と理解に苦しんでいた。

 一方で、ドジャース専門メディア『Dodgers Digest』のブルース・クンツ記者は「テオスカーがタグアップに戻ったのを本当に責められる? 三塁線からそのプレーを見ていたら、まるでボールがセンターで捕られたように見えたはずだ」とT・ヘルナンデスに同情を示した。

 ドジャースは6回にフレディ・フリーマンの今ポストシーズン第1号ソロホームランで1点を先制。8回途中時点で1-0となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデスの問題の走塁シーン
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