ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がシリーズ初安打、初打点だ。

　現地10月14日、ミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第２戦に「１番・DH」で出場した大谷が、３対１でリードした７回の第４打席に結果を出した。

　１死三塁で打席に入った大谷は、３番手の左腕アーロン・アシュビーと対峙。フルカウントから７球目のシンカーを捉えると、鋭い打球は一、二塁間を抜けていった。

　前日の初戦で２打数無安打、３四球、第２戦でも空振り三振、右直、空振り三振とリーグ優勝決定シリーズで当たりが出ていなかった大谷に、待望の安打、適時打が生まれた。

  　米各記者も大谷の安打を報道。『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、「ヘイ！ 大谷がやったぞ！　フィラデルフィアでの２戦目と同じように貴重な追加点だ」とXにポスト。『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「キケ・ヘルナンデスが二塁打で好調を維持。大谷が続いて打点を挙げた。これでドジャースはひと息つけた」と振り返った。

　専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「ブルワーズが大谷対策として左腕を投入したが、大谷がタイムリーで反撃。貴重な追加点をもたらした」と伝え、MLB公式も適時打を放った大谷の動画とともに、「大谷がドジャースのリードをさらに広げた」とXにポストしている。専門メディア『Dodger Blue』は「ショウヘイのこういう活躍がもっとみたい」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が放ったリーグ優勝決定シリーズの初安打・初打点！