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「歴史的活躍!」「敬礼せよ!」山本由伸、米記者や地元メディアから大喝采!「まさにエース」PSでメジャー初完投に「圧倒的だ」

THE DIGEST編集部

2025.10.15

111球、被安打3、1失点とほぼ完璧な内容で完投した山本。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が歴史的投球を見せた。

 ミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝制)第2戦に先発した山本は、初回に1番ジャクソン・チューリオに初球本塁打を被弾。しかし、この日の山本は格が違った。

 3回に2番ブライス・テュラングに、4回に6番サル・フレリックにそれぞれ左前打を許したものの、6回から9回までをいずれも三者凡退。111球、被安打3、1死球、1失点でメジャー初完投をポストシーズンで達成した。

 米各メディアは山本の完投を続々報道。『MLB.com』のソニア・チェン記者は、「山本が仕事をやり遂げた。メジャーリーガーとして初完投だ」とXに投稿し、米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「ポストシーズンの完投は8年ぶり。前回は2017年のジャスティン・バーランダーだった。先頭打者ホームランの後、山本はほぼ完璧な投球を見せた」と報じた。

 ドジャース系メディアが歓喜の声を続々アップ。『Dodgers Nation』は「歴史的な活躍だ。山本に敬礼せよ!」、『Dodger Blue』は「ポストシーズンでのドジャースの完投は、2004年地区シリーズ第3戦のホセ・リマ以来だ」と伝え、ポッドキャスト番組『Klein25』は「信じられない! NLCSで完投、まさにエースだ」と驚きを隠せなかった。

 
 また、『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「山本が完投した。ドジャースのエースによる圧倒的な投球だった」とし、同じく同メディアのリカルド・K・サンドバル記者は「初戦のスネルに続いて、第2戦でも山本が圧倒的な投球を見せた」と歓喜の声をXで綴っている。

「驚異的なマイルストーン」と記したジャーナリストのフランシス・ロメロ氏は、「日本出身投手として、ポストシーズン史上初の完投を達成した」と報道。MLB公認投球分析家のロブ・フリードマン氏も山本の投球動画を載せて、「山本が完投!」の文字に、ワインの栓を開ける絵文字を添えた。

 山本の活躍もあってドジャースが敵地での2試合で2連勝。地区シリーズと同様、無傷で本拠地ドジャー・スタジアムに帰還する。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ブルワーズ戦で完投した山本の好投集!

 
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