元ヤクルトでメジャーリーガーでも活躍した野球解説者の五十嵐亮太氏が10月15日、日本テレビのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦ミルウォーキー・ブルワーズ対ロサンゼルス・ドジャースの生中継に解説者として出演。メジャーでの初完投勝利を収めたドジャース先発・山本由伸の快投を絶賛した。
山本は初回、先頭打者のジャクソン・チョーリオに初球を右中間スタンドに運ばれ、先制アーチを献上してしまう。しかし、ここから立て直して、以降はゼロ行進。結局、9回を111球で投げ切り、3安打7奪三振1四球の好内容でポストシーズン2勝目を挙げた。
山本の力投に五十嵐氏は「初回失点してしまったが、それ以降ピンチらしいピンチも作らずですよ。淡々と自分のピッチングを続けました。素晴らしい。とくに6回、7回、8回、9回と常に3人で切っていったので、中盤以降のピッチングは本当に見事でした」と手放しで称えた。
好投の要因としては、決め球であるスプリットのコントロールの良さを挙げ、「これが決め球としてしっかり機能していたところが山本投手の投球を支えていた。決めるところでしっかり決まっていた」と指摘した。
また、この日の山本がいかに好調だったのかを測るうえで、ある印象的な仕草がマウンド上で見られなかったことを挙げた。
「山本選手ってピンチを抑えた時に、ガッツポーズが印象にあるじゃないですか。今日はなかったんですよ。それくらい、ピンチの場面がなかったということですし、やっぱり内容自体もよかった」
五十嵐氏はまた、試合後のハイライトで山本の投球を振り返り、最後のバッターを三振で打ち取った際の飄々とした表情にも、「完投した投手の喜び方じゃない。これ凄いことなんですよ。本当に落ち着いたピッチング。非常に安定していました」と、改めて賛辞を送っていた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】これぞエースの姿!山本由伸がブルワーズ打線を翻弄
山本は初回、先頭打者のジャクソン・チョーリオに初球を右中間スタンドに運ばれ、先制アーチを献上してしまう。しかし、ここから立て直して、以降はゼロ行進。結局、9回を111球で投げ切り、3安打7奪三振1四球の好内容でポストシーズン2勝目を挙げた。
山本の力投に五十嵐氏は「初回失点してしまったが、それ以降ピンチらしいピンチも作らずですよ。淡々と自分のピッチングを続けました。素晴らしい。とくに6回、7回、8回、9回と常に3人で切っていったので、中盤以降のピッチングは本当に見事でした」と手放しで称えた。
好投の要因としては、決め球であるスプリットのコントロールの良さを挙げ、「これが決め球としてしっかり機能していたところが山本投手の投球を支えていた。決めるところでしっかり決まっていた」と指摘した。
また、この日の山本がいかに好調だったのかを測るうえで、ある印象的な仕草がマウンド上で見られなかったことを挙げた。
「山本選手ってピンチを抑えた時に、ガッツポーズが印象にあるじゃないですか。今日はなかったんですよ。それくらい、ピンチの場面がなかったということですし、やっぱり内容自体もよかった」
五十嵐氏はまた、試合後のハイライトで山本の投球を振り返り、最後のバッターを三振で打ち取った際の飄々とした表情にも、「完投した投手の喜び方じゃない。これ凄いことなんですよ。本当に落ち着いたピッチング。非常に安定していました」と、改めて賛辞を送っていた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】これぞエースの姿!山本由伸がブルワーズ打線を翻弄