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「歴史に名を残した」抑え転向の佐々木朗希、メジャー史上初の記録達成に現地メディアも衝撃!「クローザーとしての存在感は…」

THE DIGEST編集部

2025.10.18

ポストシーズン3セーブ目を挙げた佐々木。ドジャースはワールドシリーズ進出へ王手をかけた。(C) Getty Images

ポストシーズン3セーブ目を挙げた佐々木。ドジャースはワールドシリーズ進出へ王手をかけた。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月16日、本拠地ドジャー・スタジアムでミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨み、3-1で勝利を収めた。

 初回からムーキー・ベッツのタイムリー二塁打で先制したドジャースは、2回に同点に追いつかれるものの、6回にトミー・エドマンのタイムリーで勝ち越し。さらに7番マックス・マンシーの打席で相手投手アブナー・ウリーベの悪送球で1点を追加した。
 
 2点リードで迎えた9回、マウンドに立った佐々木朗希は、相手打者を3人でぴしゃりと封じて試合を締めくくる。初挑戦のポストシーズンでクローザーとして登板機会を増やす佐々木は、これで3セーブ目に。ドジャースが同シリーズ3連勝を飾った。

 米メディア『clutch points』は「佐々木朗希がドジャースのクローザーにスムーズに移行し、MLBの歴史に名を残した」と題した記事を掲載。その中で現地メディア『LA TIMES』のビル・シャイキン記者が自身の公式Xで「佐々木朗希投手は、1969年にセーブが公式記録となって以来、ポストシーズンでキャリア最初の3セーブをすべて達成した初の投手だ」と投稿したことを紹介している。

 さらにブルワーズ打線に対して披露した圧巻の投球を、次のように振り返っている。

「佐々木はアンドリュー・ボーンに対し、シンカーとフォーシームファストで攻めた。最初の2球ともストライクゾーンを外したが、ボーンに投じた96マイル(約146キロ)のシンカーでゴロを打たせ、ベッツがジャンプスローでアウトにしてみせた。

 その後はサル・フレリックに対して速球を3球投げ込み、その3球目はショート方向にポップフライとなった。ケイレブ・ダービンはマウンド上の佐々木に対し、最後の空振りを奪った打者となった。佐々木は86マイル(約130キロ)のスプリットボールを連続で投じ、三振を奪った」

 そして、守護神としての立場を確立し始めた23歳を「クローザーとしての存在感はますます大きくなっている。ナショナル・リーグ優勝決定シリーズにおけるロサンゼルスの好調に大きく貢献し、今も歴史的な記録を作り続けている」と絶賛した。

 ワールドシリーズ進出まであと1勝に迫ったドジャース。2年連続の偉業に向けて佐々木への期待も高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】佐々木朗希、最後の打者を“伝家の宝刀”で三振に打ち取る!
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