「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージの福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズは10月20日、みずほPayPayドーム福岡で第６戦が行なわれ、２対１でソフトバンクが勝利。通算成績４勝３敗（アドバンテージ含む）として日本シリーズ進出を決めた。この試合でビジターチームの日本ハム・郡司裕也内野手は４打数２安打１打点の活躍。惜しくも勝利を掴めなかったが、試合直後の振る舞いには両チームファンから称賛が送られている。
  　２回の第１打席では、ソフトバンク先発のモイネロから二塁打を放った郡司。１点ビハインドで迎えた４回の第２打席は１死二塁の場面で、やはりモイネロのカットボールを捉えてレフト線への同点タイムリー二塁打を放つ。３連勝と波に乗るチームに、さらなる勢いをもたらすかに見えた。

　しかし、チームはモイネロに７回を３安打１得点に封じ込まれ、８回、9回はそれぞれ松本裕樹、杉山一樹に抑え込まれて万事休す。

　試合後、激戦を制したソフトバンクの選手たちが笑顔でハイタッチを交わす中、三塁側ダグアウトの日本ハムの選手たちが悔しそうにグラウンドを見つめる。そんななかで、中継カメラには目を赤くして涙を堪えながら、相手チームに拍手を送る郡司の姿も捉えられていた。

　中継でこの姿を目にしたファンからは、「郡司さんの姿に胸熱…本当にスポーツマンシップ」「試合後の郡司の涙を我慢してる悔しい顔が忘れられない...」「最後の郡司の拍手見て涙腺崩壊大号泣」「郡司めちゃくちゃいい人すぎるな」「ベンチから拍手してた郡司さん素晴らしかったな」などとコメントが寄せられ、さらにはソフトバンクファンからも、「郡司ありがとう 敵ながら最高の選手だ！」「泣きながら拍手してくれてるのすごい心にくるな…リスペクトある人ってめちゃかっこいい」「最後に涙堪えながら拍手してくれてたの、まじで泣ける」などと称賛や感動の声が上がっている。

　勝利を収めたソフトバンクは、25日に開幕する日本シリーズで阪神タイガースと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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