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26年ドジャースの三塁手はマンシーか、村上宗隆か?「注目はワールドシリーズ終了翌日から5日後」「1000万ドルの球団オプションを持っているが…」

THE DIGEST編集部

2025.10.22

今シーズン限りでFAとなるドジャースのマンシー(左)。その後釜に村上が収まる可能性があるという。写真:福冨倖希、(C)Getty Images

 2026年シーズンのロサンゼルス・ドジャースの三塁手は誰が守るのか。

 米誌『Sports Illustrated』のアーロン・コロマ記者が現地10月20日の記事で言及。「ドジャースはオールスター選手との契約を打ち切り、トップフリーエージェントと契約する可能性」と題した記事を公開した。

「オールスター選手」とはドジャースの三塁手マックス・マンシーで、「トップフリーエージェント」とは今オフのMLB挑戦を公言しているヤクルトの村上宗隆だ。

「村上はNPBで輝かしい成績を収め、プロキャリア8シーズンで驚異的なパワーを発揮してきた。25年は怪我の影響で出場56試合にとどまったものの、OPS1.043、22本塁打、47打点を記録した」

 村上のドジャース移籍の可能性は、MLB公式のマーク・ファインサンド記者が報道。「情報筋によると、ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスも候補に挙がっている可能性がある。各チームが彼の一塁または三塁を守る能力、あるいは指名打者を務める意思の有無をどう判断するのか」と伝えていた。

 ファインサンド記者の報道を踏まえてコロマ記者は、「注目はワールドシリーズ終了翌日から5日後だ。今オフにFAとなるマンシーに対し、ドジャースは1000万ドル(約15億1900万円)の再契約オプションを持っている」と記載。契約が切れたFA選手は、ワールドシリーズ終了翌日から5日以内は所属していた球団との契約しかできず、6日目以降から他球団との契約が可能となる。

 
 このタイミングで、26年に35歳を迎えるマンシーと再契約する判断を下すのか、それとも再契約を見送って村上か、もしくは別の三塁手の獲得に力を注ぐのか、ある程度ドジャースの補強方針が明らかになる。

 昨オフのキケ・ヘルナンデスのように越年後にあらためて再契約する可能性もあるものの、コロマ記者は「村上の獲得に自信があれば、マンシーとの再契約を回避するかもしれない。両者と契約する可能性もあるが、控え選手に1000万ドルは高額。ドジャースには控え三塁手として24歳のアレックス・フリーランドがいる」とし、両者と契約するパターンを否定。ドジャースは二者択一を強いられると予想した。

「近年のドジャースは、山本由伸、佐々木朗希の両選手をNPB球団から獲得するなど、とくに日本に対する大きな動きを見せている。そのため、村上がドジャース王朝に新たに加わる可能性はある」

 ワールドシリーズ後、ドジャースはどのような判断をくだすのか。マンシーか、村上か、もしくは別の三塁手か。そして村上は、どのメジャー球団と契約するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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