現地10月24日（日本時間25日）のワールドシリーズ開幕を前に、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が、「ドジャー・スタジアムにおける最長本塁打」と題した記事を公開した。

「ドジャー・スタジアムはメジャーで３番目に古い歴史を持ち、球史に名を刻んだ多くの偉大な選手たちを見守ってきた。数えきれないほどの選手がプレーしたこの球場で、しかし場外までホームランを飛ばした打者は、わずか６人しかいない。最新の打者は大谷翔平だ。2025年ナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第４戦で放ち、球界で最も重要なフランチャイズの歴史に名を刻んだ。大谷の偉業を記念して、ドジャー・スタジアムで計測された最長飛距離ホームラン８本を紹介したい（そのうち１本は直接場外に出なかった）」


８位　467フィート（約142.3メートル）フェルナンド・タティースJr.（パドレス）
「21年９月30日、トニー・ゴンソリンから場外まで飛ばす見事な一発を放った。彼はドジャー・スタジアムでのプレーを愛しており、月まで届くようなホームランでそれを証明した」

７位　469フィート（約143.0メートル）大谷翔平（ドジャース）
「25年のNLCS第４戦で放った３本のうちの２本目だ。大谷がドジャー・スタジアムで場外弾を放つのはこれが初めて。しかし、この一発はでも本拠地最長飛距離には届かなかった」

６位　470フィート（約143.3メートル）ウィリー・スタージェル（パイレーツ）
「生涯パイレーツを貫いた殿堂入り打者だ。ナ・リーグ最多の44本塁打を放った1973年の試合で場外弾。73年シーズンはMVP投票で次点だったが、６年後の79年にMVPを受賞した」


  ５位　473フィート（約144.2メートル）大谷翔平（ドジャース）
「このランキングで唯一、場外に直接出なかったホームラン。24年７月21日のレッドソックス戦での30号は、パビリオンの屋根を越えて外野席コンコースに着弾した」

４位　475フィート（約144.8メートル）ジャンカルロ・スタントン（マーリンズ）
「ドジャー・スタジアムで驚異的な成績を残る強打者だ。過去25試合に出場して10本塁打、打率.309、26打点。場外に飛ばした一発は、15年５月にマイク・ボルシンガーから放ったもの」

３位　478フィート（約145.7メートル）マイク・ピアッツァ（ドジャース）
「大谷が加入する前、ドジャースの選手として場外アーチを記録したのはピアッツァだけ。97年９月21日のロッキーズ戦で放ったシーズン37号は、左翼スタンドのパビリオンを越えていった」

２位　483フィート（約147.2メートル）マーク・マグワイア（カーディナルス）
「70発を放った翌年の1999年、選手生活の晩年にドジャー・スタジアムを訪れて左中間フェスを高々と越えるホームラン。このシーズンにMLBトップの65号、147打点をマークした」

１位　506フィート（約154.2メートル）ウィリー・スタージェル（パイレーツ）
「６位の73年からさかのぼること４年、69年８月５日に場外弾。ドジャー・スタジアムで２本の場外アーチを放った唯一のビジター選手は、21年のキャリアで475本の本塁打を放った」

構成●THE DIGEST編集部

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