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ワールドシリーズの“大番狂わせ”はCY賞左腕が防ぐ? 米メディア指摘、窮地になればまさかの3先発も⁉「近年のドジャース史上最も重要な役割を担う」

THE DIGEST編集部

2025.10.23

米メディアにドジャースの重要選手として挙げられたスネル。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月25日からトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)に臨む。下馬評ではドジャースの勝利が予想されているなか、米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』はブルージェイズによる"番狂わせ"を防ぐために重要なドジャースの選手を一人ピックアップした。

 その選手とはブレイク・スネルだ。第1戦の先発投手に指名されたサイ・ヤング賞左腕はポストシーズンここまで3戦全勝、計21イニングで2失点、防御率0.86、28奪三振、6被安打、5与四死球の活躍を披露している。

 スネルの第1戦の先発は「シリーズの雰囲気を作る」と同メディア。「もしブルージェイズ打線を順調に抑え込み、またもや士気をくじく勝利を収められれば、(第2戦先発予定の)山本(由伸)の追い風になるだろう」と見通した。
 
 同メディアによると、デーブ・ロバーツ監督はリーグ優勝決定シリーズと同じく、第1戦でスネル、第2戦で山本由伸、第3戦でタイラー・グラスノー、そして第4戦で大谷翔平を先発マウンドに上げる予定だ。

 そのため、スネルのシリーズ2度目の登板は第5戦が予想されており、3勝1敗、1勝3敗の場合は登板の内容次第でシリーズが決着しうる。2勝2敗の場合も王手がどちらにかかるか重要な試合だ。

 さらに同メディアは、仮にドジャースが0勝3敗と追い込まれた際には第4戦でスネルを中3日で先発起用し、大谷をリリーフ起用する大胆な起用策を予想。その後3連勝で第7戦までもつれた場合にはシリーズ3先発の可能性もあり、実現すれば「近年のドジャース史上最も重要な役割を担う」という。

 ここまで圧倒的なピッチングで、打撃陣が苦戦している時もチームをけん引してきた左腕が最後に大きな仕事を完遂できるか。

構成●THE DIGEST編集部

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