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MLB

「ロバーツ監督は状況を完全に読み違えた」9失点喫した6回のリリーフ起用に専門メディア苦言「『全力で勝つつもりはない』とのメッセージ」

THE DIGEST編集部

2025.10.26

リリーフの起用法に疑問の声が上がったドジャースのロバーツ監督。(C)Getty Images

リリーフの起用法に疑問の声が上がったドジャースのロバーツ監督。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月24日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に4-11で大敗した。2-2の同点で迎えた6回に先発ブレイク・スネルが四死球などを与え無死満塁にすると、後を受けたリリーフ陣は勢いを止められず。一挙9失点で試合の大勢が決まった。

 スネルからマウンドを引き継いだのは、エメット・シーハン。7番アーニー・クレメントに勝ち越しタイムリーヒット、代打ネーサン・ルークスに押し出し四球、そして9番アンドレス・ヒメネスに適時打を許して計3失点。1番ジョージ・スプリンガーを遊ゴロに打ち取ったところで交代した。

 なおも1死満塁で登板した3番手アンソニー・バンダも代打アディソン・バーガーに満塁ホームラン、アレハンドロ・カークには2ラン本塁打を浴びるなどブルージェイズ打線に捕まった。
 
 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は試合後、「デーブ・ロバーツ監督は状況を完全に読み違えた」とコメント。「勝機の残っていた接戦で攻撃的な投球よりも休養を優先する戦略的な失策をとった」として、敗将に責任を求めた。

「シーハンは制球力と一発に苦しむロングリリーフ投手であり、バンダはポストシーズンを通して重要な場面を任されていなかった。ロバーツ監督はより優秀で信頼できるブルペン投手(おそらくロウキ・ササキ?)を温存して、ワールドシリーズという舞台で強力打線を相手に、ミスが許されない状況への準備ができていないリリーフ投手にチームの運命を託した」

 さらに『Dodgers Way』は「『この試合に全力で勝つつもりはない』とのメッセージをロバーツ監督は送ってしまったと言えるだろう。プレーオフでは、『様子見』などありえない」と断言。指揮官の投手起用について痛烈な批判を展開する。短期決戦であるポストシーズンでは、何としても1勝をもぎ取る姿勢が必要だが、それを53歳の指揮官は「忘れてしまった」と同メディアは嘆いた。

 リリーフ崩壊で初戦を落としたドジャース。引き続き敵地で行なわれる第2戦は山本由伸が先発する。

構成●THE DIGEST編集部

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