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0勝2敗からの逆転は53回中10回のみ...第2戦以降は「ブルージェイズの攻撃力は向上していく」とジーター氏 ドジャース勝利のカギは“打線”か

THE DIGEST編集部

2025.10.26

第1戦で意地の2ランホームランを放つも空砲に終わった大谷。第2戦では打棒でチームを勝利に導けるか。(C)Getty Images

第1戦で意地の2ランホームランを放つも空砲に終わった大谷。第2戦では打棒でチームを勝利に導けるか。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月24日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に4-11で大敗した。今回のポストシーズンで圧倒的なピッチングを見せていたブレイク・スネルが満を持して先発登板したものの5.0回5失点、被安打8、4四死球とブルージェイズ打線を抑えられず。懸念されていたブルペン陣がさらに傷口を広げてしまった。

 この敗戦を受け、MLBレジェンドのデレク・ジーター氏(元ニューヨーク・ヤンキース)は米専門局『FOX Sports』で、「シリーズが進むにつれて、彼ら(ブルージェイズ)の攻撃力は向上していくと思う」とブルージェイズ打線が今後さらにドジャースを追い詰める可能性があると警鐘を鳴らした。
 
 さらにこれまではスターターを中心に投手陣が好パフォーマンスを見せていたため、打撃陣の不調を補えていたが、強力打線を有するブルージェイズとの試合では打撃陣が「必ず打たなければならない」と、特にドジャース打線へ奮起を求めた。

 米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』によると、ワールドシリーズの歴史上、7戦シリーズで0勝2敗から逆転で世界一に輝いたのは53回中10回(18.8%)のみ。最後に実現したのは、ジーター氏が在籍していた1996年のヤンキース(4勝2敗)だという。

 ジーター氏の言葉通り、今ポストシーズン初めて劣勢に立たされているドジャースがどのように修正するのか。先発の山本由伸はもちろん、第1戦で意地の2ランホームランを放った大谷翔平を筆頭に、打撃陣の活躍が不可欠になりそうだ。注目の第2戦は日本時間26日午前9時プレイボールだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が“意地の”WS初ホームラン!
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