ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦を5対1で制し、成績を1勝1敗のイーブンとした。
活躍したのは山本由伸だ。1点リードでマウンドに上がった初回、先頭のジョージ・スプリンガーに二塁打、続くネイサン・ルークスに左前打を打たれて無死一、三塁とピンチを迎えるも、3番ブラディミール・ゲレーロJr.をカーブで空振り三振、4番アレハンドロ・カークを一直、5番ドールトン・バーショをカーブで見逃し三振に抑えた。
2回も6番アーニー・クレメントを安打(高い内野フライを一塁手フレディ・フリーマンが捕球できず)を打たれて、先頭打者の出塁を許したが、7番アディソン・バーガーをフルカウントからフォーシームで見逃し三振を奪い、8番アイザイア・カイナー=ファレファを中飛、9番アンドレス・ヒメネスを遊ゴロに抑えきった。
3回にもスプリンガーに当ててしまい、死球で先頭打者を塁に出してしまった。1死からゲレーロJr.に左前打を打たれて1死一、三塁とすると、続くカークに犠飛を打たれて1対1の同点に追いつかれた。
しかし、ここから山本が歴史的な快投を見せた。5番バーショを一ゴロに打ち取ると、4回から9回まで6イニング連続の三者凡退。3回から20打者連続アウトとして、ポストシーズン2試合連続の完投勝利を挙げたのだ。
試合後、『MLB.com』のサラ・ラングス記者が自身のXに、「ヨシノブ・ヤマモト! ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、2001年以来のカート・シリング(当時アリゾナ・ダイヤモンドバックス)以来。シリングは3試合連続完投」と投稿。山本のポストシーズン連続完投は24年ぶりの快挙だった。
また、「ワールドシリーズでの完投勝利は2015年第2戦のジョニー・クエト(当時カンザスシティ・ロイヤルズ)以来。ポストシーズンで複数完投を記録したのは、2014年のマディソン・バンガーナー(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)以来」と紹介。先発、中継ぎ、抑えと分業制が顕著の近年にあって、9回を投げ抜いた山本の投球にあらためてスポットライトが当たった格好だ。
さらに、山本が3回途中から9回まで見せた20打者連続アウトは、「ポストシーズンにおけるドジャース投手の連続アウト最多記録。これまでは1952年ワールドシリーズ第5戦でカール・アースキン記録した19連続が最高だった」と、ラングス記者が続々投稿。山本は73年ぶりにドジャース記録を塗り替えた。
この一戦では、ドジャースのマックス・マンシーも記録を達成していた。7回にソロ本塁打を放ったマンシーについて、同じくラングス記者は「ドジャースの打者として、マンシーがポストシーズン15本目の本塁打。ドジャースの歴史で最多」とポスト。35歳のベテラン強打者の一発にも注目した。
山本とマンシーの活躍もあって、ブルージェイズに一矢報いたドジャース。反撃ムードを高め、本拠地ドジャー・スタジアムでの第3~5戦に臨む。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】WSで見せた山本由伸の歴史的快投、MLB公式が“特別ハイライト”続々公開!
活躍したのは山本由伸だ。1点リードでマウンドに上がった初回、先頭のジョージ・スプリンガーに二塁打、続くネイサン・ルークスに左前打を打たれて無死一、三塁とピンチを迎えるも、3番ブラディミール・ゲレーロJr.をカーブで空振り三振、4番アレハンドロ・カークを一直、5番ドールトン・バーショをカーブで見逃し三振に抑えた。
2回も6番アーニー・クレメントを安打(高い内野フライを一塁手フレディ・フリーマンが捕球できず)を打たれて、先頭打者の出塁を許したが、7番アディソン・バーガーをフルカウントからフォーシームで見逃し三振を奪い、8番アイザイア・カイナー=ファレファを中飛、9番アンドレス・ヒメネスを遊ゴロに抑えきった。
3回にもスプリンガーに当ててしまい、死球で先頭打者を塁に出してしまった。1死からゲレーロJr.に左前打を打たれて1死一、三塁とすると、続くカークに犠飛を打たれて1対1の同点に追いつかれた。
しかし、ここから山本が歴史的な快投を見せた。5番バーショを一ゴロに打ち取ると、4回から9回まで6イニング連続の三者凡退。3回から20打者連続アウトとして、ポストシーズン2試合連続の完投勝利を挙げたのだ。
試合後、『MLB.com』のサラ・ラングス記者が自身のXに、「ヨシノブ・ヤマモト! ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、2001年以来のカート・シリング(当時アリゾナ・ダイヤモンドバックス)以来。シリングは3試合連続完投」と投稿。山本のポストシーズン連続完投は24年ぶりの快挙だった。
また、「ワールドシリーズでの完投勝利は2015年第2戦のジョニー・クエト(当時カンザスシティ・ロイヤルズ)以来。ポストシーズンで複数完投を記録したのは、2014年のマディソン・バンガーナー(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)以来」と紹介。先発、中継ぎ、抑えと分業制が顕著の近年にあって、9回を投げ抜いた山本の投球にあらためてスポットライトが当たった格好だ。
さらに、山本が3回途中から9回まで見せた20打者連続アウトは、「ポストシーズンにおけるドジャース投手の連続アウト最多記録。これまでは1952年ワールドシリーズ第5戦でカール・アースキン記録した19連続が最高だった」と、ラングス記者が続々投稿。山本は73年ぶりにドジャース記録を塗り替えた。
この一戦では、ドジャースのマックス・マンシーも記録を達成していた。7回にソロ本塁打を放ったマンシーについて、同じくラングス記者は「ドジャースの打者として、マンシーがポストシーズン15本目の本塁打。ドジャースの歴史で最多」とポスト。35歳のベテラン強打者の一発にも注目した。
山本とマンシーの活躍もあって、ブルージェイズに一矢報いたドジャース。反撃ムードを高め、本拠地ドジャー・スタジアムでの第3~5戦に臨む。
構成●THE DIGEST編集部
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