大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が現地10月27日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第３戦に１番・指名打者で先発出場。初回にエンタイトル二塁打、３回の第２打席でソロ本塁打、５回の第３打席でも快音を響かせ二塁打をマーク。猛打賞の大爆発だ。

　第２打席にサイ・ヤング賞３度の右腕マックス・シャーザーの直球を打ち砕き、豪快に右翼スタンドに運んだ大谷。２点を追う５回１死一塁で第３打席を迎えると、ブルージェイズは先発のシャーザーに代え、左腕のフルーハティを投入する。

　徹底したスライダー攻めを食らったが、内角に来た６球目のスライダーを捉えると、少し詰まったような打球は伸びて左中間を真っ二つに。一塁走者のキケ・ヘルナンデスが一気に生還し、大谷は二塁ベース上で大きく吠え、ベンチを鼓舞。2023年のWBC準決勝メキシコ戦の９回表を思い出させるような雄叫びをあげた。

　このあと、フレディ・フリーマンの適時打で大谷が二塁から生還。ドジャースが４対４の同点に追いついた。

　大谷のパワフルすぎる打球にネット上は唖然。猛打爆発に歓喜の声が続々と上がった。

「大谷さん今日３打数３安打２打点」
「大谷すごいわwww」
「詰まったのにめっちゃ伸びた！バケモノかよ（褒め言葉）」
「マジのマジで何者？？」
「どん詰まりなのに左中間フェンス手間まで飛ばすの意味がわからん」
「サイクル狙っちゃえーーー」
  　初回の第１打席はシャーザーの２球目、内角寄りのカーブを捉え、右翼線にエンタイトル二塁打を放ってチャンスメイク。３回１死の第２打席はシャーザーの内角高めの直球を完璧に捉え、右翼ポール際へワールドシリーズ２本目のアーチ、今ポストシーズン７本目となるソロアーチを放った。

構成●THE DIGEST編集部

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