ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地10月27日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第３戦に「１番・指名打者」で先発出場。今ポストシーズン第７号となるソロホームランを放った。

　大谷は１回の第１打席、ブルージェイズ先発マックス・シャーザーを相手にエンタイトルツーベースヒット。そして１－０で迎えた３回の第２打席、再びシャーザーと対峙した大谷は１ボール２ストライクからスライダー、カーブをファウルに。そして６球目、インハイへの153kmのフォーシームを捉えて、ライト方向へのホームランとした。
  　この一打にドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「ブルージェイズのファンは彼（大谷）を必要としていないかもしれないが、ドジャースは彼がいてとても嬉しいだろう」と反応。トロントで観客から「お前は要らない」との大合唱が沸き起こった件を皮肉った。

　また、スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「マックス・シャーザーの内角速球にショウヘイ・オオタニは詰まったみたいだった」とその場面を振り返り、「フェンスを越えてしまった」と規格外の打球の伸びに驚きを示した。

　ドジャースは先発タイラー・グラスノーが４回にアレハンドロ・カークのスリーランホームランで逆転を許すなど、５回途中時点で２－４と試合をひっくり返されている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「詰まったみたいだった」米記者驚愕の大谷翔平のソロホームラン！