現地10月27日、ワールドシリーズはロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムに舞台を移し、トロント・ブルージェイズとの第３戦が行なわれた。

　０対０で迎えた２回裏、ドジャースは６番のテオスカー・ヘルナンデスが１死走者なしの場面で初打席へ。マウンドにはサイ・ヤング賞３度のベテラン右腕マックス・シャーザーが立ちはだかった。
  　ヘルナンデスはカウント２－２からの５球目、シャーザーが投じた86.5マイル（約139.2キロ）のスライダーを完璧に捉えた。打球はレフトスタンドへ飛び込むソロ本塁打となり、ドジャースが待望の先制に成功した。

　ヘルナンデスにとって、この一発は今ポストシーズン５本目。そして、今シリーズ初ヒットが本塁打という最高の形で、チームに勢いをもたらした。

　このアーチを見た日本人ファンからは「出た出たやっと出たね」「これを待ってた」「目の覚めるような一発」「最高すぎるよ」「テオさん！ナィッス」「これは勢いつくぞ」など、SNS上では称賛の声が多く寄せられた。

　試合は４回表にブルージェイズが逆転して４対２でリード。ドジャースは２点のビハインドを追いかけている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデス、ワールドシリーズ第３戦で先制本塁打を放つ