死闘のなかで、スーパースターがまさに伝説的な記録を樹立した。

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地10月27日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第３戦に「１番・指名打者」で先発出場。延長17回途中で９打席を終えて、エンタイトル二塁打、ソロホームラン、ツーベースヒット、ソロホームラン、敬遠、敬遠、敬遠、敬遠、四球と驚異的な成績を残している。
  　MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、敬遠が公式記録となった1955年以降のポストシーズンで１試合に４敬遠を受けた選手は史上初。レギュラーシーズンの試合では今季のジェームズ・ウッド（ワシントン・ナショナルズ）や2004年のバリー・ボンズ（当時サンフランシスコ・ジャイアンツ）ら６選手いるという。

　また、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「今夜以前、ワールドシリーズで１試合に６回より多く出塁した選手すらいなかった」と伝え、９出塁した大谷の異次元ぶりを示した。

　試合は17回終了時点で、５－５と膠着状態が続いている。

構成●THE DIGEST編集部

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