ロサンゼルス・ドジャースは現地10月27日、本拠地ドジャー・スタジアムでトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦を6対5でサヨナラ勝ち。同シリーズ史上最長タイ記録となる延長18回で決着した。これで7戦4勝制のシリーズでドジャースは2勝1敗とした。
1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は3回の第2打席でポストシーズン7本目となるソロ本塁打を放ち、7回の第4打席でも8号同点ソロを記録。その後は4打席連続での申告敬遠に球場は騒然となったが、4打数4安打3打点5四球の大活躍を見せた。
8回1死一、二塁の場面では佐々木朗希がWS初登板を果たし、9回までの1.2イニングを無失点という好リリーフで抑えた。
試合は6時間を超える大接戦となり、ドジャースは先発タイラー・グラスノーを含む計10投手を投入する総力戦に。延長17回には、第2戦で105球の完投勝利を挙げた山本由伸がブルペンで肩を作る場面もあった。一方のブルージェイズも8投手による継投でドジャース打線を封じ、必死の粘りを見せる。
迎えた延長18回裏、先頭のフレディ・フリーマンが9番手左腕ブレンドン・リトルの6球目、内角に投じられたシンカーを強振。高く舞い上がった打球は中堅フェンスを越え、長い死闘に終止符を打った。
2008年10月26日のワールドシリーズ(ドジャース対ボストン・レッドソックス戦)で記録された史上最長タイ18回に並ぶ大激戦。この日、日本から大谷や佐々木を応援していたファンは、午前9時の試合開始から午後4時近くまで続いた試合に「観てる方も体力使う」「疲れた」「ヘトヘトだ」「大谷さんの試合が終わらない」「もう駐車場に3時間ぐらいいる」「車から出られなくなった」など、予想もしない長時間ゲームに疲労する声が上がった。
一方、現地では米ファンの熱気はいまだ冷めなかった。球場近くの写真とともに「チケット代1ドル残らず価値あった!」「8回裏、球場はまだドジャーブルーでいっぱいだ」などと、興奮冷めやらぬ投稿が次々に上がった。
ドジャー・スタジアムのあるロサンゼルスは、試合終了時刻がすでに午後11時39分をさしていた。歴史的な試合を声を枯らしながら応援するファンについて、ロサンゼルス交通局はある英断を下していた。同局は公式Xを更新し、「ドジャース戦が延長18回に突入したため、A線・B線・E線の鉄道運行を試合終了後まで延長し、ドジャー・スタジアム・エクスプレスの利用客を列車まで送り届けることにしました。(写真:試合開始前、約9時間前に撮影)」と報告。列車の運行時間を延長する異例の対応をした。
また「(レギュラーシーズンのドジャース戦がある)週末も深夜まで運行すべきだ」との地元ファンからの質問には、「まずはこの試合を乗り切らないとね」とドジャースの勝利を市民と願った。次のポストでは「野球にとって最高の夜だった、そして我らがLAドジャースにとって素晴らしい勝利でした! ドジャー・スタジアム・エクスプレスのバスも列車も運行中です。試合の栄光の結末が訪れるまで球場を離れなかった、無数のファンのみなさんに大きな拍手を!」と記し、ドジャースの勝利を称えた。
この人間味ある対応に同局の交通機関を利用している市民からは、「最高ー!!!!」「本当にありがとう!」「いつまで延長できる? アプリにスケジュール変更が反映されてないんだけど?」「助かる!」「とても賢明な判断」「今夜ロサンゼルスの街を歩く人はいない。だってメトロがよくやってくれた」「なんて親切なんだ」「彼らはめっちゃ優しいね」などと、感謝の声が殺到した。
第4戦は28日(日本時間29日午前9時)、引き続きドジャー・スタジアムを舞台に行なわれる。両軍死力を尽くした総力戦の翌日は、はたしてどんな試合になるのか。ドジャースの先発はポストシーズン9出塁の伝説的記録を作った大谷翔平、ブルージェイズはサイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーがマウンドに上がる予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】試合後のドジャー・スタジアム周辺の様子&サヨナラ勝利直後のスタンド
      
            1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は3回の第2打席でポストシーズン7本目となるソロ本塁打を放ち、7回の第4打席でも8号同点ソロを記録。その後は4打席連続での申告敬遠に球場は騒然となったが、4打数4安打3打点5四球の大活躍を見せた。
8回1死一、二塁の場面では佐々木朗希がWS初登板を果たし、9回までの1.2イニングを無失点という好リリーフで抑えた。
試合は6時間を超える大接戦となり、ドジャースは先発タイラー・グラスノーを含む計10投手を投入する総力戦に。延長17回には、第2戦で105球の完投勝利を挙げた山本由伸がブルペンで肩を作る場面もあった。一方のブルージェイズも8投手による継投でドジャース打線を封じ、必死の粘りを見せる。
迎えた延長18回裏、先頭のフレディ・フリーマンが9番手左腕ブレンドン・リトルの6球目、内角に投じられたシンカーを強振。高く舞い上がった打球は中堅フェンスを越え、長い死闘に終止符を打った。
2008年10月26日のワールドシリーズ(ドジャース対ボストン・レッドソックス戦)で記録された史上最長タイ18回に並ぶ大激戦。この日、日本から大谷や佐々木を応援していたファンは、午前9時の試合開始から午後4時近くまで続いた試合に「観てる方も体力使う」「疲れた」「ヘトヘトだ」「大谷さんの試合が終わらない」「もう駐車場に3時間ぐらいいる」「車から出られなくなった」など、予想もしない長時間ゲームに疲労する声が上がった。
一方、現地では米ファンの熱気はいまだ冷めなかった。球場近くの写真とともに「チケット代1ドル残らず価値あった!」「8回裏、球場はまだドジャーブルーでいっぱいだ」などと、興奮冷めやらぬ投稿が次々に上がった。
ドジャー・スタジアムのあるロサンゼルスは、試合終了時刻がすでに午後11時39分をさしていた。歴史的な試合を声を枯らしながら応援するファンについて、ロサンゼルス交通局はある英断を下していた。同局は公式Xを更新し、「ドジャース戦が延長18回に突入したため、A線・B線・E線の鉄道運行を試合終了後まで延長し、ドジャー・スタジアム・エクスプレスの利用客を列車まで送り届けることにしました。(写真:試合開始前、約9時間前に撮影)」と報告。列車の運行時間を延長する異例の対応をした。
また「(レギュラーシーズンのドジャース戦がある)週末も深夜まで運行すべきだ」との地元ファンからの質問には、「まずはこの試合を乗り切らないとね」とドジャースの勝利を市民と願った。次のポストでは「野球にとって最高の夜だった、そして我らがLAドジャースにとって素晴らしい勝利でした! ドジャー・スタジアム・エクスプレスのバスも列車も運行中です。試合の栄光の結末が訪れるまで球場を離れなかった、無数のファンのみなさんに大きな拍手を!」と記し、ドジャースの勝利を称えた。
この人間味ある対応に同局の交通機関を利用している市民からは、「最高ー!!!!」「本当にありがとう!」「いつまで延長できる? アプリにスケジュール変更が反映されてないんだけど?」「助かる!」「とても賢明な判断」「今夜ロサンゼルスの街を歩く人はいない。だってメトロがよくやってくれた」「なんて親切なんだ」「彼らはめっちゃ優しいね」などと、感謝の声が殺到した。
第4戦は28日(日本時間29日午前9時)、引き続きドジャー・スタジアムを舞台に行なわれる。両軍死力を尽くした総力戦の翌日は、はたしてどんな試合になるのか。ドジャースの先発はポストシーズン9出塁の伝説的記録を作った大谷翔平、ブルージェイズはサイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーがマウンドに上がる予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】試合後のドジャー・スタジアム周辺の様子&サヨナラ勝利直後のスタンド
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