「ロサンゼルス・ドジャースのスーパーマンでさえ、疲れ切っているように見えた」
米メディア『Yahoo Sports』のラッセル・ドーシー記者は、現地10月28日(日本時間29日)に行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第4戦に先発した大谷翔平を、そう形容した。
大谷は初回、四球と三安で2死一、二塁と走者を背負いながら無失点で切り抜け、2回は
三者凡退とペースを掴んだかに見えた。しかし、2巡目に入った3回、1番のネイサン・ルークスに右前打を打たれると、2番ブラディミール・ゲレーロJr.に2ラン本塁打を許してしまった。
4回から6回までブルージェイズ打線を抑えた大谷だったが、7回に6番ドールトン・バーショに右前打、続く7番アーニー・クレメントに二塁打を打たれ、ここで降板となった。6回0/3、93球、被安打6、被本塁打1、6奪三振。2番手のアンソニー・バンダが、大谷が残した走者の生還を許したため、大谷は4失点となり負け投手となった。
打者としては、2本塁打、2二塁打(4敬遠、1四球)と大当たりだった前日の第3戦から一転、3打数無安打、2三振、1四球と当たりがでなかった。
ドーシー記者は、「延長18回を戦った第3戦の影響があったのは間違いなかった。第3戦の9打席すべてで出塁した大谷は、翌日の第4戦に先発。序盤は好調に見えたが、3回に本塁打を打たれた。ゲレーロJr.に投じたスイーパーはこの日唯一のミスと言っていいだろう」と振り返っている。
「ゲレーロJr.の一発は、投手・大谷が今ポストシーズンで初めて許した本塁打であり、一方のブルージェイズの主砲にとって、ワールドシリーズでの初本塁打となった。大谷がスーパーマンなのは間違いない。しかし、6時間39分に及んだ第3戦のエネルギーの消耗による影響は、スーパーマンでさえ避けられなかった。4回から5回にかけて4者連続三振を奪ったが、調子は7回に急変。連続安打を打たれて窮地に陥り、ここで投手・大谷の夜は終わってしまった」
「大谷だけではなく、ブルペン陣のほとんども疲弊しているように見えた」と記したドーシー記者は、「精彩を欠いたパフォーマンスについてドジャースは、前日の激闘を言い訳にするつもりはなかった。しかし、延長18回の影響は、大谷、リリーフ陣、そして第4戦でわずか2得点に終わった打線にも明らかに残っていた」と記載。
「ブルージェイズも同じ状況だったが、連敗を避けたい一心でドジャースにプレッシャーをかけ、スコアで上回った。この結果、ブルージェイズはシリーズ終盤を本拠地で戦うことができるようになった」と勝敗を分けたポイントを分析した。
2勝2敗となったワールドシリーズは、29日(日本時間30日)に第5戦が行なわれる。ドジャー・スタジアムでの今シーズン最終戦、先発マウンドにはワールドシリーズ初戦で負け投手となったブレイク・スネルが上がる。ブルージェイズの先発は同じく初戦に登板した22歳のトレイ・イェサベージ。はたして優勝に王手をかけるのは、ドジャースかブルージェイズか。
構成●THE DIGEST編集部
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            米メディア『Yahoo Sports』のラッセル・ドーシー記者は、現地10月28日(日本時間29日)に行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第4戦に先発した大谷翔平を、そう形容した。
大谷は初回、四球と三安で2死一、二塁と走者を背負いながら無失点で切り抜け、2回は
三者凡退とペースを掴んだかに見えた。しかし、2巡目に入った3回、1番のネイサン・ルークスに右前打を打たれると、2番ブラディミール・ゲレーロJr.に2ラン本塁打を許してしまった。
4回から6回までブルージェイズ打線を抑えた大谷だったが、7回に6番ドールトン・バーショに右前打、続く7番アーニー・クレメントに二塁打を打たれ、ここで降板となった。6回0/3、93球、被安打6、被本塁打1、6奪三振。2番手のアンソニー・バンダが、大谷が残した走者の生還を許したため、大谷は4失点となり負け投手となった。
打者としては、2本塁打、2二塁打(4敬遠、1四球)と大当たりだった前日の第3戦から一転、3打数無安打、2三振、1四球と当たりがでなかった。
ドーシー記者は、「延長18回を戦った第3戦の影響があったのは間違いなかった。第3戦の9打席すべてで出塁した大谷は、翌日の第4戦に先発。序盤は好調に見えたが、3回に本塁打を打たれた。ゲレーロJr.に投じたスイーパーはこの日唯一のミスと言っていいだろう」と振り返っている。
「ゲレーロJr.の一発は、投手・大谷が今ポストシーズンで初めて許した本塁打であり、一方のブルージェイズの主砲にとって、ワールドシリーズでの初本塁打となった。大谷がスーパーマンなのは間違いない。しかし、6時間39分に及んだ第3戦のエネルギーの消耗による影響は、スーパーマンでさえ避けられなかった。4回から5回にかけて4者連続三振を奪ったが、調子は7回に急変。連続安打を打たれて窮地に陥り、ここで投手・大谷の夜は終わってしまった」
「大谷だけではなく、ブルペン陣のほとんども疲弊しているように見えた」と記したドーシー記者は、「精彩を欠いたパフォーマンスについてドジャースは、前日の激闘を言い訳にするつもりはなかった。しかし、延長18回の影響は、大谷、リリーフ陣、そして第4戦でわずか2得点に終わった打線にも明らかに残っていた」と記載。
「ブルージェイズも同じ状況だったが、連敗を避けたい一心でドジャースにプレッシャーをかけ、スコアで上回った。この結果、ブルージェイズはシリーズ終盤を本拠地で戦うことができるようになった」と勝敗を分けたポイントを分析した。
2勝2敗となったワールドシリーズは、29日(日本時間30日)に第5戦が行なわれる。ドジャー・スタジアムでの今シーズン最終戦、先発マウンドにはワールドシリーズ初戦で負け投手となったブレイク・スネルが上がる。ブルージェイズの先発は同じく初戦に登板した22歳のトレイ・イェサベージ。はたして優勝に王手をかけるのは、ドジャースかブルージェイズか。
構成●THE DIGEST編集部
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