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大谷翔平、MVP山本由伸への恒例“イジり”に大きな変化が…LAメディア爆笑「大人ライオンへと進化したようだ」

THE DIGEST編集部

2025.11.03

大谷(右)はSNSで大車輪の活躍をみせた山本(左)をイジった。(C) Getty Images

大谷(右)はSNSで大車輪の活躍をみせた山本(左)をイジった。(C) Getty Images

 現地11月1日、ロサンゼルス・ドジャースはトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を5対4で勝ち、2年連続ワールドチャンピオンに輝いた。大谷翔平は1番・投手兼指名打者で先発出場し、投げては3回途中3失点、打ってはマルチ安打をマーク。9回途中から登板した山本由伸が2回2/3を無失点に抑える好リリーフでチームを世界一に導いた。試合後には大谷がSNSで山本の大活躍をイジった。

 1点ビハインドのドジャースは9回1死から9番ミゲル・ロハスが起死回生の左越えソロ本塁打で同点。36歳のベテランが土壇場で試合を振り出しに戻した。その裏、1死一、二塁の窮地を迎えたデーブ・ロバーツ監督は前日の第6戦で6回96球を投げた山本を投入。いきなり死球を与えてピンチが拡大したが、後続を抑え無得点。サヨナラの窮地をしのいだ。

 延長11回にバッテリーを組むウィル・スミスが値千金の勝ち越しソロ。初めてリードを奪うと、山本はその裏のマウンドも続投。二塁打と四球で1死一、三塁とするが、エース右腕はブルージェイズ打線を二ゴロ、遊併殺に打ち取って試合終了。両手を上げて絶叫し、歓喜の輪の中心でチームメイトからもみくちゃにされた。

 山本はワールドシリーズで3勝、今ポストシーズンは通算5勝1敗と驚異の勝率をマーク。第2戦で9回105球を4安打8奪三振1失点の完投勝利を収めると、第6戦は6回を96球5安打1失点に抑えた。日本人の胴上げ投手は2013年の上原浩治(ボストン・レッドソックス)以来2人目の快挙。文句なしでシリーズMVPに選出された。
 
 頼もしい後輩の無双に大谷は試合後、自身のインスタグラムを更新。ストーリーズの中で、ドジャースの球団公式インスタグラムが投稿した山本がマウンド上で吠える写真に加え、ライオンが吠えるカットを掲載。現地5月20日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、山本が自己最多110球(当時)を投げ7回1安打無失点の快投を披露した時に、大谷は山本の吠える写真とともにライオンの赤ちゃんが口を大きく開けて吠える写真を投稿してイジったことがあった。

 だが今回は赤ちゃんではなく、フサフサのたてがみがある大人のライオン。大谷はグラウンド上で受けた米放送局『Fox Sports』の番組内で「由伸は世界一の投手だとみんなが思っている」と称えている。つまり、メジャーの猛者を食らう百獣の王として山本の実力を認めたということだろう。

 大谷の愛あるイジりには専門メディア『Dodgers Nation』も反応。「ショウヘイ・オオタニが、ヨシノブ・ヤマモトの歴史的なワールドシリーズでの活躍を受けて、インスタグラムに新たな写真を投稿した。彼が普段投稿している子ライオンではなく、ヤマモトは大人ライオンへと進化したようだ」と爆笑だった。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷翔平も認めた赤ちゃんライオン→百獣の王に成長した山本由伸

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