MLBのワールドシリーズは現地10月29日までに第５戦を終えて、トロント・ブルージェイズが通算３勝２敗と32年ぶり３度目の世界一に王手をかけた。同31日にはブルージェイズの本拠地ロジャース・センターを舞台に第６戦が行なわれる。

  　第６戦を翌日に控えて、ロサンゼルス・ドジャースは前日練習を実施。ポストシーズンここまで打率.250、８本塁打、14打点、OPS1.109の成績を残す大谷翔平は、フリー打撃を行ない、衆目の度肝を抜く打球を連発してみせた。

　米メディア『NBCスポーツ ロサンゼルス』のレポーターを務めるマイケル・デュアルテ氏は大谷のバッティング練習について、「大谷翔平のバッティング練習は美しい光景だ。彼はいまロジャース・センターで数本のホームランを放っているが、一本ごとによりさらに壮麗になる！」と興奮気味に伝えると、続けて「その中には５階席まで届くもの、センター方向に隣接するマリオットホテルの屋根に直撃するものまで含まれていた」と驚愕。さらに連投した同氏は「大谷翔平がこのボールを（スポーツバーの）コロナ・ルーフトップ・パティオまで打った。ロジャース・センターでこんなに遠くへ飛んだボールを見たことがない。ユニコーンによる、めちゃくちゃエキサイティングな一打」と綴り、衝撃の一打に周囲からも驚きの声が上がっている動画を公開した。

　敗れれば終戦の崖っぷちに立たされているドジャース。はたして、大谷の打棒は爆発するだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「美しい光景だ」「めちゃくちゃエキサイティングな一打」米記者が感嘆する大谷の打撃練習