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NPB引退→ブルージェイズで働く日本人がドジャースとのWS頂上決戦に感慨「昨年はリーグ最下位だったチームが…」

THE DIGEST編集部

2025.11.03

WSはドジャースが連覇を飾った。(C) Getty Images

WSはドジャースが連覇を飾った。(C) Getty Images

 トロント・ブルージェイズは現地11月1日、本拠地でロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第7戦を戦い延長11回の死闘の末、4対5で敗北。先に王手をかけながら痛恨の2連敗で世界一を逃した。ドジャースの歓喜をブルージェイズのベンチから見届けた元NPB戦士が感謝の言葉を綴った。

 今季からブルージェイズの野球運営部門補佐に就任した加藤豪将氏は2013年にドラフト2巡目指名でニューヨーク・ヤンキースに入団。22年にブルージェイズでメジャーデビューを果たした。同年10月のドラフトで、日本ハムに指名されて日本球界入り。24年11月に現役引退を発表し、ブルージェイズのフロント職に就任。現在はデータ分析やリポート作りなどの運営補佐を務め、チームを支えている。

 同氏はドジャースとの激闘後、自身のインスタグラムを更新。「今年が自分にとってどれほど特別な一年だったか、言葉では言い表せません。何もわからない就任1年目の自分の意見を受け入れ、信頼してくれた選手やコーチの皆さんに心から感謝しています」と報告した。

 続けて、「昨年はリーグ最下位だったチームが、今年はワールドシリーズに出場しました。この特別なチームの一員として戦えたことを誇りに思います。日本から応援してくださった皆さんにとっても、忘れられないワールドシリーズになっていたら嬉しいです」と記し、ワールドシリーズ最終戦まで勇敢に戦い抜いた自軍の選手らを誇りに感じた。

 また、加藤氏はXもインスタに投稿した写真を併せて公開。「最高の仲間と過ごした、かけがえのないシーズンでした」と強調している。
 
 ブルージェイズは9回まで1点をリード。しかし1死からミゲル・ロハスに同点ソロで追い付かれた。その裏、1死満塁とサヨナラの好機を作るも山本由伸の好リリーフに抑えられ無得点。延長11回に再びソロ弾を浴び、ついに勝ち越しを許す。その裏、1死一、三塁とチャンスをつなぐが最後は併殺で試合終了。32年ぶりのワールドチャンピオンを逃し、チームの象徴ブラディミール・ゲレーロJr.はベンチで涙を流した。

構成●THE DIGEST編集部

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